城井神社にお参りしました

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旅行時期：2014/09（約11年前）

by nadeshiko28さん（非公開）

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城井神社

中津城に来たついでに　中津神社横にあるひっそりとした城井神社
宇都宮鎮房（うつのみやしげふさ）氏が祀られています

城井谷城主　宇都宮家は信房より鎮房に至る十六代　およそ四百年の間
豊前国守として徳政を布いた。

天正十五年五月秀吉は九州平定にあたり豊前六郡を黒田孝高に
二郡を毛利勝信に与える

鎮房には四国今治（十二万石）移封の御証判を与えた
鎮房は累代の墳墓の地の安堵を願い　このご朱印状を返上したため
宇都宮一族は黒田孝高（官兵衛）長政と豊前の地で死闘を繰り返すこととなり
黒岩山合戦（峯合戦）では長政を敗退させた。

そこで秀吉は官兵衛と謀り所領安堵を条件として長政と鎮房の息女千代姫（鶴姫）との
婚を約し和睦した

天正十六年四月二十日鎮房は中津城に招かれ酒宴の席で謀殺された
天正十九年長政は深く感ずる処があって城内守護紀府（城井）大明神として
鎮房を祀り
福岡移封後はその地に警固大明神として祀った

宝永二年小笠原長円は小社を建て城井大権現として崇め
その後幾度かの変遷の後　城井神社として改めた。【中津市郷土史を語る会】