海外から逆に注目を浴びた建造物
- 4.0
- 旅行時期:2014/09(約11年前)
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by モッサンさん(男性)
キタ(大阪駅・梅田) クチコミ:1件
この建物が建造されたのは1993年であり、最近の建物というわけではないが、2008年に英紙タイムズにより世界を代表する20の建造物として紹介され、観光ガイド本(ロンリープラネット)でも「未来の凱旋門」として取り上げたことから多くの海外からの観光客でも賑わっている。同ビルは新梅田シティ内にある地上40階建ての超高層ビルで、東棟と西棟の2棟からなり、その頂部を連結する形で円形の空中庭園展望台が設置されている。一般観光客はシースルーエレベーターで3階から35階まで上がり、中継フロアの35階から39階まではシースルーエスカレータであがるようになっている。シースルーとはいえ実際はまわりの鉄骨がじゃまであまり眺めはよいものではない。エスカレータ内はアーチ状になっていて、昔見たNHKのテレビドラマ「タイムトンネル」をちょっと思い出す。足元が本当にシースルーだとちょっと恐ろしいだろうなと思う。39階にチケットカウンターがあり、ここで庭園への入場券を買うようになっている。40階の空中庭園は高さ173メートルに位置し、屋上を吹く風を感じつつ360度の景色を見渡すことができ、ここからの眺めは日本の夕日百選、日本の夜景100選にも選ばれている。ただし屋上に庭のような植物等があるわけではない。なお超高層ビルの展望台が屋上に設置されているのは珍しいのだそうで、いろんな意味でこの建物の奇抜さに驚かされるが、設計者の原広司氏は京都駅ビル(1997年)の設計者でもある。同ビルは大阪駅から見えるだけに近いようで結構遠い。事前にアクセスを十分確認しておいた方が無難である。入場料大人700円、休館日なし。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 4.0
- 事前によく行き方を確認しておかないと遠回りしかねない
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2014/09/14
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