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千歳神社

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支笏湖の伏流水が湧き出でる

  • 3.0
  • 旅行時期:2014/06(約12年前)
しそまきりんごさん

by しそまきりんごさん(男性)

千歳・新千歳空港 クチコミ:108件

千歳線の千歳駅の西側1kmほどのところにあります。小高い丘の青葉公園の一部となっていて、横を千歳川が流れています。千歳川は、支笏湖から流れ出し、支笏湖の湧水、ナイベツ川湧水群から流れ出た内別川などを合わせ、千歳市街を抜けていきますが、市街地に入ってもまるで清流であるかのように水がきれいです。
神社にも水が湧いていて、幸井の水という湧き水があります。やはり支笏湖の伏流水だそうで、ここのお水はいただけるそうです。ちなみに手水舎の水も湧き水だそうですが、採水できるのは幸井の水の方です。水温9度ということで、夏場などは冷たくてとても気持ちがよいです。
神社は、1658年の松前藩が経営にあたっていた頃から、前身の弁天社の記録があるといい、神社の前の国道36号線沿いには千歳川会所の碑もありました。付近は古くから蝦夷地での交易などの拠点となっていたようです。まだ千歳が“シコツ”と呼ばれていた頃です。1805年に“死骨”に通じて響きが悪いということで、付近で生息していた鶴にあやかって、”千歳“になったそうです。会所は結構賑わっていたようで、北海道の名付け親、松浦武四郎も訪れ、記録に残しているそうです。
神社の横の坂の上には”ろうさん”の碑があります。”ろうさん“はアイヌ語で、ここより川や海、ここより開けていく処、といった意味だそうです。千歳神社の先は、青葉公園、そして支笏湖や樽前に続く丘陵地になっていて、神社はその先端にあります。なお、神社の横の坂(女坂)は、石段を登るのがきつい場合に便利だと思います。
千歳ということで、神社の絵馬は鶴。石段下の授与所で他にも御札や各種お守りを販売していました。鶴の模様が描かれたきれいなお守りがあったほか、人の形をした?身代り守というのもありました。

施設の満足度

3.0

利用した際の同行者:
一人旅
アクセス:
2.5
人混みの少なさ:
4.0
バリアフリー:
2.0
見ごたえ:
2.5

クチコミ投稿日:2014/06/02

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