桜の名所の有珠善光寺境内の自然公園

3.5
旅行時期：2014/05（約12年前）

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有珠善光寺の境内となっている自然公園。ここだけに限らず、辺り一帯は有珠山が岩屑なだれを起こした岩ゴロゴロの地形です。長い年月の間に樹木も生え、土砂が堆積して岩は頭の方の一部が見える程度に隠れてしまっていますが、波で洗われる海岸の方を眺めるとその様子がよく分かります。
有珠善光寺の境内には約1000本とも言われるさまざまな種類の桜が植えられ、開花のころは多くの観光客で賑わいます。特に石割桜は有名ですが、ソメイヨシノが満開のころに訪れたところ、既に散っていました。途中の伊達紋別の道の駅に掲示されていた石割桜の開花情報によると、それよりも１週間ほど前が見ごろだったようです。早咲きの桜だったのですね。園内のその他の桜は、まだつぼみのものも目立ち、ソメイヨシノは思ったほど多くはありませんでした。石割桜を見るか、それとももっと後の他の桜を見るかです。また、有珠善光寺は北海道内ではアジサイでも有名なので、その頃（8月ころ）に訪れても良いかもしれまん。
園内には、多少起伏のある森の中の散策路があります。「う！スワン展望台」というやぐらのような展望台が設けられていますが、海を望むことができます。ただ、木々に囲まれていて、見晴らしは思ったほどでもありません。近くのポロノット展望台、更にはもっと見晴らしが利く、噴火湾に突き出したアルトリ岬の展望台まで行くと、有珠山から室蘭の岬、礼文華海岸の断崖や渡島半島の山並み、駒ケ岳、更には羊蹄山も頭の方だけ望むことができます。夕日をきれいに眺められる場所でもあります。有珠善光寺からは2～3ｋｍ離れています。