三拍子が揃っているのは、ここだけでしょう
- 5.0
- 旅行時期:2014/04(約12年前)
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by たびたびさん(男性)
いわき市 クチコミ:60件
白水阿弥陀堂は、以前から気になって仕方がなかったところ。今回、初訪問です。
平安時代末期、 藤原清衡の娘が夫、岩城則道の菩提を弔うために建立したもの。「白水」という地名は、平泉の「泉」という文字を2つに分けたとも言われています。
太鼓橋と平橋を渡った先に建つのですが、周囲の浄土式庭園は毛越寺にも負けないというか、周囲が小高い山に囲まれていて、限られた特別な場所という雰囲気はこちらの方が上かもしれません。そして、方三間の単層宝形造、柿葺の阿弥陀堂。堂内には、阿弥陀如来像を中心に、両脇侍の観世音菩薩像と勢至菩薩像、ならびに二天像(持国天像、多聞天像)の5体の仏像。この三拍子が揃っているのは、ここだけでしょう。東日本大震災で傷ついていた3体の像の修復も終わり、元の姿に戻っているそうで、これにもほっとさせられました。とにかく一級品の史跡です。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2014/05/08
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