いと懐かしき蜘蛛の糸
- 3.5
- 旅行時期:2014/02(約12年前)
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by なおかりさん(男性)
長野市 クチコミ:9件
長野市内で美味しい蕎麦が頂きたくて、いくつかの候補を絞り込んだ中で、一番気になったこちらのお店。お店は善光寺への参道を長野駅から北上し、右手に権堂のアーケード街が見えたらアーケード方向へ右折、更に最初の路地を右に入ったところにあります。少し分かりにくい場所ですが、所々に看板が出ていて安心です。
お昼に一人、カウンターに座って頂いたのは
◆生中 \550 ×2杯
◆そば豆腐 \350
◆合い盛り \840
そば豆腐はしっとりした触感の中にほのかにそばの香り。お好みで醤油と山葵で頂きます。合い盛りは「外二」と「せいろ」の2種類で一度に二度美味しい♪いずれも細切りでコシのある触感です。お汁は微かに甘みを感じさせましたが、私の好きな濃口タイプ。
そうですね、、量的には大人の男の人がこれだけ食べるだけでは満腹にはならない…かも知れません。
所々にそばに対する拘りのような薀蓄などが見られますが、居心地はとってもよくて店員さんの接客も心地よいです。地元の方と思しき方にも愛されているお店のようですね。
さて、店名の『がんだた』の由来は、私の尊敬する芥川龍之介先生の蜘蛛の糸に登場する人物から。提供する細切りのそばを、この蜘蛛の糸に例えたということだそうです。
(以下Wikipediaより引用)釈迦はある時、極楽の蓮池を通して下の地獄を覗き見た。罪人どもが苦しんでいる中にカンダタ(犍陀多)という男を見つけた。カンダタは悪党であったが、一度だけ善行を成し、それは小さな蜘蛛を踏み殺しかけて止め、命を助けたのだ。それを思い出した釈迦は彼を極楽へ導こうと、一本の蜘蛛の糸をカンダタめがけて下ろした。(後略)
随所にある薀蓄やメニューにある極楽セット、油地獄、鬼おろし、釜ゆでなどなど店主の粋な遊び心を感じさせるお店ですね。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 一人当たり予算:
- 3,000円未満
- 利用形態:
- ランチ
- アクセス:
- 3.5
- コストパフォーマンス:
- 3.5
- サービス:
- 3.5
- 雰囲気:
- 4.0
- 料理・味:
- 3.5
- 観光客向け度:
- 4.0
クチコミ投稿日:2014/04/21
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