酒造関係者の信仰を集めている松尾大社(まつのおたいしゃ)
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- 旅行時期:2014/02(約12年前)
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by さすらいおじさんさん(男性)
嵐山・嵯峨野・太秦・桂 クチコミ:40件
松尾大社(まつのおたいしゃ)は京都市西京区にある神社で通称は「まつおたいしゃ」。二十二社(上七社)の一社で背後の松尾山(223m)に古社地があり山頂に近い大杉谷に磐座とされる巨石がある。
5世紀ごろ、渡来人の秦氏が山城国一帯に居住し松尾山の神(大山咋神)を氏神とした。701年、勅命により秦忌寸都理(はたのいみきとり)が現在地に社殿を造営し、山頂附近の磐座から神霊を移し、娘を斎女として奉仕させた。以降、明治初期に神職の世襲が禁止されるまで、秦氏が当社の神職を務めている。
秦一族は酒造技術に優れ、狂言「福の神」によると、松尾神は「神々の酒奉行である」とされて酒造関係者の信仰を集め神事には「福の神」が奉納される。
平安遷都により、皇城鎮護の神として崇敬されるようになり、「賀茂の厳神、松尾の猛神」と並び称された。酒造の神様らしく境内には酒造会社各社の酒樽が奉納されており、酒造を紹介する展示館もある。
- 施設の満足度
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4.0
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- バリアフリー:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2014/04/21
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