25か寺の塔頭(山内寺院)を有する大寺院東福寺(とうふくじ)
- 4.0
- 旅行時期:2014/02(約12年前)
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by さすらいおじさんさん(男性)
東山・祇園・北白川 クチコミ:79件
東福寺(とうふくじ)は、京都市東山区にある臨済宗東福寺派大本山の寺院で京都五山の第四位の禅寺として栄えた。明治の廃仏毀釈で規模が縮小されたが今なお25か寺の塔頭(山内寺院)を有する大寺院。
現在の本堂、方丈、庫裏などは明治以降の再建だが、国宝の三門をはじめ、東司(便所)、浴室、禅堂などは焼け残り中世の建物が現存している。
三門は1425年に足利義持が再建し現存する禅寺の三門としては日本最古のもので上層に釈迦如来と十六羅漢を安置する折衷様の五間三戸二重門。「五間三戸」は正面の柱間が5つうち中央3間が通路になっているという意味で「二重門」は2階建ての門だが「楼門」と違い1階と2階の境目にも軒の出を作るものを言うとのこと。
本堂(仏殿兼法堂)は1881年に仏殿と法堂が焼けた後再建し1934年に完成した入母屋造、裳階付きで高さ25.5mで昭和期の木造建築としては最大級。東福寺は何度訪問しても壮大だ。
- 施設の満足度
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4.0
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2014/04/14
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