雪の凄さや地元の人々の想いが詰まった「雪旅籠の灯り」は、あなたの心にも優しい灯りがともります

4.5
旅行時期：2014/03（約12年前）

月山・朝日岳クチコミ：1件

雪景色が見たくなりそこで選んだのは
日本でも屈指の豪雪地帯。
なにしろ月山スキー場は降雪・積雪ゆえ
スキー場開きがゴールデンウィークが間近に迫ったころ
７月まで夏スキーを楽しむことが出来る程の豪雪地帯なのです。

東北自動車道～山形自動車道～月山道と行くことになりますが
この時期、タイヤはもちろんスタッドレスタイヤが必須となります。
山形自動車道に入る前にガソリンを満タンにして
万が一の立ち往生時もあせらないように。

村田JCTから山形自動車道へ入りますが、ほぼ片側１車線になりますから
スピードと夜間走行時対向車線のライトは要注意です。

西川I.Cで高速を降りて西川町～国道１１２号線～月山道
と進みます。
月山道は入口から坂道となります。
西川町の街道までは路面乾燥し走りやすかったのですが
（街道沿いに除雪車も出ていますが、事前の天候チェック（前後の日）を。
　特に灯りが灯った雪旅籠を観光する際には、翌日の天候まで考慮してください。）
月山道は入口から両側が雪の壁状態でした。

　さて、そこには遠路ゆくからこそ
眺めることの出来る雪景色と
月山志津地区の皆さんの手作りの温かな
「雪旅籠の灯り」があなたを迎えてくれます。

いただいたパンフレットによりますと
「雪旅籠の灯り」は
月山志津地区は昔から
三山行者の宿場町であったことから
冬場の６メートルにも及ぶ豪雪を利用して
「雪の旅籠」の町並みを再現する祭りをと
一軒の旅籠作りから始まったということですが
初雪の頃から自然に積もった雪を掘り込んで
旅籠の町並を再現。

春が近づき融けた雪は水となって
周りの木々の生長を助け
環境に配慮し自然の条件を
生かしたイベントということです。

さらには雪解け水が
月山の水の恵みを集める
「寒河江ダムの水源地域」であり
「雪は宝」であり
雪の凄さや優しさを感じながら
地元の人々の想いが詰まった
趣のある雪の旅籠が
立ち並ぶ当時の宿場町を再現しています。