ベスポジゲット、顔面の防寒は必須。

3.0
旅行時期：2013/02（約13年前）

紋別クチコミ：1件

流氷、一度くらいは見たいと友達と北海道へ。

乗船の20分くらい前から乗船の列に並んでスタンバイ！

このために札幌からバスで来たのだから気合いが入ります。長かった、本当に。

ダッシュで船内へ！

船首の脇、一番外側をゲット！！

それから沢山の方々が乗船、あっという間にブリッジは人で溢れかえります。

後ろだと迫力半減なので、この場所取りは頑張るところです。

がしかし、動くまで15分くらいは我慢比べ。暖かそうな船内を横目にひたすら寒さに耐えます。

そして出発。まずは流氷まで海を進みます。

本当に、とにかく寒いです。特に動き始めると吹きっさらしの風が、ただでさえ風が強いのに、ただでさえ寒いのに、本当に生きるか死ぬかのレベルです。

完全防備でしたが、悲しいかな、唯一晒していた顔が霜焼けで真っ赤に。

さらに、悲しいかな、鼻の上と耳が特に真っ赤に。まるで酔っ払い。

と、アナウンスで流氷発見！今からガリガリ始まるとのこと！

最初はガーンッと大きな音、衝撃を伴い流氷にぶつかります。そしてガリガリスタート！！

うん、何ていうのでしょうか。確かに壮大な景色なのですが流氷が広すぎて雪原ならぬ氷原にいる感じ。

そしてガリガリは本当にごく一部の人が到達できたところから見えるか見えないか。

そして最初はいいのですが、特段動物がいるわけでもなく、けっこうそこから地味なのです。

20分ほど見て、二人脱落。寒すぎ、顔痛すぎ、船内へ。

船内は暖かいです。もちろん。ホットココアで体を温めます。

ただ、船内からの景色は全く迫力もなく、いただけません。

やはり、あの過酷な状況を耐えたものだけがみれる景色なのだと実感。

マイナス12度、プラス疾風。あんな寒さ経験したことなかったので、良い経験でしたが、一度でいいかな。

最初から船内にいた人はきっと2度目なのでしょう。