かって“雲上の楽園”と称された廃墟群
- 4.5
- 旅行時期:2010/05(約16年前)
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by はまちゃんさん(男性)
八幡平(岩手側) クチコミ:14件
松尾鉱山は19世紀末から1969年まで岩手県八幡平にあった東洋一の規模を誇った硫黄鉱山です。最盛期には従業員数4000人、鉱山の人口は従業員とその家族を合わせて1万5000人を数え、鉄筋コンクリート造りのアパートや病院、学校、劇場などが次々と建設されるなど、標高1000mの山の上に造られた近代都市は“雲上の楽園”と称されたそうです。
昭和30年代に入り、安い外国産の硫黄の輸入などにより、昭和44年(1969年)に閉山。閉山後、木造の建物は焼却され、鉱山施設も残っていませんが、当時の鉱山の繁栄ぶりを象徴する鉄筋コンクリートの建物だけが丘の上に残っています。
閉山から40数年、時が止まったかのような静かな高原に、当時としては最先端のスチーム暖房を完備したアパートや、独身寮、松尾鉱山中学校跡の体育館など、風雪に耐え、朽ち果てながらたたずむ姿は言葉を失うほどの光景でした。
安全上と資金上から保存は難しいかも知れませんが、わが国の近代化に貢献した遺産としてぜひとも残していただきたい遺構だと思います。廃墟ファンだけでなく、多くの人に見ていただきたいです。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2013/10/18
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