何の変哲も無い風景には
- 3.0
- 旅行時期:2013/09(約12年前)
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by しそまきりんごさん(男性)
新冠・静内 クチコミ:85件
樹皮が剥がれかけ、赤い樹肌をところどころ現した大きな赤松が神社(皇祖神社)の森の入口に立っています。静内の中心部から道道71号線を3kmほど。小河川の日高目名川を渡るところにあります。川や神社の森はあまり目立たないので、近くの道路脇のセイコーマートが目印となります。
松は明治初期に静内を開拓した稲田氏やその開拓団の人達が植えたそうです。稲田氏の一族の者が、淡路島から移住する際、途中、青森のあたりで赤松の種を入手し、静内の道路沿いなど各所に植えたとの話しがあります。あるときは故郷から遠く離れた北の地での開拓の労苦に耐える拠りどころになったのかもしれません。100年以上の風雪に耐えてきた樹皮は、一部は剥がれ落ち、赤い樹皮をさらしているものの、木は大きく育っています。
付近は牧場などもある何の変哲も無い北海道の一地方の風景ですが、そのような歴史も埋もれていたのですね。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.0
- 景観:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.0
クチコミ投稿日:2013/10/03
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