伊勢神宮に次ぐ国家第二の宗廟と崇められた石清水八幡宮
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- 旅行時期:2013/08(約12年前)
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by さすらいおじさんさん(男性)
八幡・城陽 クチコミ:77件
男山山頂にある石清水八幡宮は、応神天皇、比メ大神、神功皇后をまつる旧官幣大社八幡宮の遷座以前は、男山山中から湧き出る清泉を神としてまつっていたとのこと。
859年、奈良大安寺の僧行教が九州・豊前国の宇佐八幡で「吾れ深く汝が修善に感応す。敢えて忍忘する可からず。須らく近都に移座し国家を鎮護せん」との八幡大菩薩の神託をうけ、平安京に向かう行教が山崎離宮(大山崎町)で再び「王城鎮護のため、男山に祀るように」との神託があり行教はこのことを朝廷に報告。時の清和天皇の命を承け木工寮権允橘良基が宇佐宮に准じて、正殿三宇、礼殿三宇からなる神殿六宇の造営に着手し860年に「石清水八幡宮」は鎮座し以来、朝廷の崇敬を得て伊勢神宮に次ぐ国家第二の宗廟と崇められ、源氏も八幡神を氏神として仰いだため八幡信仰は全国に流布した。なかでも、源義家は7歳にして石清水八幡宮において元服、「八幡太郎義家」と名乗り、源氏一門を隆昌に導いた。石清水八幡宮は日本の歴史を築いた神社のひとつだ。
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- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
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- バリアフリー:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2013/09/08
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