命を懸けた“椅子取りゲーム”
- 4.0
- 旅行時期:2009/10(約16年前)
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by 琉球熱さん(男性)
与那国島 クチコミ:17件
「人舛田」と書いて「トゥングダ」と読みます。
ガイドブックによっては掲載されていない。掲載されていても名前と場所を記しているだけのものが多く、観光協会発行のマップにも掲載されていません。
場所も内陸部で、祖納と比川を結ぶ、ちょうど島のど真ん中を横断する道路の途中にあります。標識らしい標識もなく、ここでよいのか?と思うような畑の中を入っていきます。
そんな状態なので観光客はまず来ませんし、見せるようにもなっていないのは残念です。
行って見ると、ただのさとうきび畑…。しかしここが"死の椅子取りゲーム"が行われた場所なのだと思うと、胸に詰まるものがあります。
不定期に突然15~50歳の男子が集められ、100aほどの田んぼに時間内に入れないと惨殺されるという、人頭税に端を発するむちゃくちゃで悲惨な歴史の爪跡なのです。
古ぼけた看板があるだけで、説明も何もない、これで良いのだろうか?何か釈然としないものを感じます。
久部良の「久部良バリ」と併せて見学することをお薦めします。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- その他
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2013/05/12
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