地下の石灰岩の空隙を利用して貯水する
- 3.5
- 旅行時期:2013/04(約13年前)
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by はまちゃんさん(男性)
糸満・ひめゆり クチコミ:188件
「米須地下ダム」は、国道331号線の“米須”の信号から南に行った海に近い位置にあります。この周辺には大きな川が無いために儲けられたもので、地下ダムとは『水を通さない壁(止水壁)を地下に造って、今まで利用されずに海に流れ出ていた地下水をせき止め、琉球石灰岩の小さな空隙を利用して地下水を貯める施設』のことです。「米須地下ダム」は、海岸付近に設置されており、水を通さない壁(止水壁)が海水の浸入を阻止する役割ももっています。地下ダムは地下の琉球石灰岩の小さな空隙を利用して貯水するため、水没地がなく、ダム完成後も地表部分は従前と同じ土地利用が可能で、地下水の流動が比較的遅いため、干ばつ時でも多雨時に地下浸透した地下水が徐々に貯留域に涵養され、長時間にわたって安定した取水ができるメリットがあります。総貯水量は3,460千m3 です。周囲は公園のように整備されており、設置されている説明板をみるまでは、ここに地下ダムがあることが判りません。観光資源ではありませんが、珍しいものなので興味のある方は見てください。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2013/05/08
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