在原業平が隠棲したと伝えられる十輪寺(じゅうりんじ)
- 3.5
- 旅行時期:2009/11(約16年前)
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by さすらいおじさんさん(男性)
嵐山・嵯峨野・太秦・桂 クチコミ:40件
十輪寺(じゅうりんじ)は、京都市西京区大原野小塩町の天台宗寺院で本尊は延命地蔵菩薩。創建年代は不詳だが文徳天皇の皇后藤原明子が安産を祈願した寺と伝えられ、在原業平がこの寺に隠棲したと伝えられ、「業平寺(なりひらでら)」とも称される。その後応仁の乱などにより寺運が衰え、寛文年間(1661年~1673年)花山院定好によって再建され本堂は1750年(寛延3年)に再建されたもので屋根が鳳輦の形をした珍しいもの。
十輪寺の紅葉は「なりひらもみじ」と呼ばれており、見ごろだった。
在原業平は伊勢物語のモデルといわれ、プレイボーイだったといわれ文徳天皇の皇后藤原明子とのロマンスもあったようだ。大原野や交野(現在の大阪府枚方市、交野市)で鷹狩り、花見、紅葉狩などを行う行動半径の広い人で六歌仙、三十六歌仙のひとりとして和歌にも長けていた。文武両道の人で女性から見ても魅力ある男だったのだろう。
JR向日町駅から阪急バス善峯寺行きで20分、バス停:十輪寺前下車、徒歩すぐ
- 施設の満足度
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3.5
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 2.5
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2013/01/10
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