永代、花は咲けども、実はなるまじ
- 5.0
- 旅行時期:2009/02(約17年前)
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by たびたびさん(男性)
天草諸島 クチコミ:132件
延慶寺の兜梅は、司馬遼太郎の街道を行くを読んで、興味を持ったので訪ねることに。この兜梅の言い伝えは、戦国時代の末期、天草合戦という戦いがありまして。天草五人衆の一人、天草種元は、小西行長・加藤清正の連合軍に攻め込まれ、本戸城は正に落城寸前。そこで、城の中の女性達が男に変装し騎馬武者となって連合軍に反撃します。ところが、一隊を率いていた木山弾正の妻、お京の方の兜がこの梅の木にひっかかり脱げてしまい、女性であることが敵に知られてしまいました。このため連合軍は勢いづき、騎馬隊は全滅。お京の方は、息絶える寸前に、敗北の無念を「永代、花は咲けども、実はなるまじ」と、この梅に恨みを残したというのです。この梅は「兜梅」と呼ばれるようになり、現在でも、花は咲いても実はならない梅の木となりました。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2012/10/05
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