清水さんは「平成の大改修」真最中。見たいポイントなどコダワリのある方は事前の確認を。
- 4.5
- 旅行時期:2012/09(約13年前)
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by kasuzouさん(男性)
東山・祇園・北白川 クチコミ:6件
京都の出身なので、もう十回以上行ってますが、平日に休みが取れたので、久しぶりに行ってきました。二年坂や三年坂界隈を歩いて感じたのは、外国人観光客とくに東アジア系の方が増えたこと。今回、ちょっといちびって、妻と二人でレンタル着物を着て観光してみたのですが、レンタル着物屋さんの話では、着物レンタルのお客さんにも韓国や中国系の方が多いそうです。
残念だったのが、清水は現在「平成の大改修」の真っ最中で、いろんな建物が工事中だったこと。舞台から正面に見える三重塔「子安塔」は工事中で周りをシートで囲まれ、まったく見えません−というかシートに塔の絵が描いてあるので、子安塔の場所に「子安塔の絵」がある状態。音羽の滝も水は飲めるのですが、奥の部分が工事のシートがかかっていて風情は無し。
この工事は平成20年から総工期11カ年ということなので、本堂や舞台が工事に入る前の、今のうちに行っとくほうがよいのかもしれません。 これが見たいと言うお目当てがある人はホームページなどで、工事の情報を確認してから行かれることをお勧めします。
もう一点、豆知識。
清水寺は、舞台があまりにも有名で、その舞台は「本堂」の付属物であることを、観光客は忘れがちです。舞台のある建物は「本堂」なので、当然ご本尊である千手観音を始めとする仏像が納められています。
行ったことがある人でも、どこに仏像があったか気づいてない人が大半だと思いますが、千手観音の眷属(まあ、手下みたいなもんです)である二十八部衆とおまけの風神雷神からなる仏像群が本堂の板の間の奥の格子越しに見ることができます。
そもそもこのお寺は、沢山の参拝客が来るのに、本堂の堂内に靴を脱いで上がる人がほとんどいないと言うけったいな寺で、本尊が千手観音だと知らない人のほうが多いと思いますが、寺側がそれをアピールしない理由もあって、この本尊は秘仏で非公開です。ですが、格子越しに暗い堂内に目を凝らしてみると、両脇の少し高い位置にある風神雷神を始めとして仏像が見えてきます。二十八部衆には有名な阿修羅や迦楼羅(顔が鳥で羽がある)などもいますので、視力に自身のある人は探してみてはいかがでしょうか。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 2.0
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2012/09/24
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