店名は「インデアン」なのになぜかイスラム風建築?
- 3.0
- 旅行時期:2012/08(約13年前)
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by 食べ太郎さん(非公開)
帯広 クチコミ:5件
カレー店チェーン「インデアン」は、帯広を地盤として多数の支店を展開しています。この口コミは帯広駅から北へ徒歩5分の「まちなか支店」に対するものです。私は旅行者でカレー・ショップ「インデアン」がチェーン店で多数の支店がある事など知らず、フォートラベルで「インデアン」を検索して表示された店に対して投稿したのですが、それは別の支店でした。投稿先を間違った口コミは削除して、ここに改めて投稿します。
さて、ここからが本題ですが、夜の帯広市街を散策していて、ちょっぴり幻想的にライトアップされたイスラム風建築を発見しました。その正体を確かめるべく翌日の昼に行ってみると、カレーショップでした。
外観だけでなく窓や天井のアーチまでイスラム風建築で、2階部分まで吹き抜けの開放感のある店内設計。そういう所にコストをかけながらも、カレーは一皿399円で、ちゃんとカレーの味がしました。比較で言えば、松屋のカレーなんて、コスト・ダウンでスパイスをほとんど使っていないので辛いハヤシライスに過ぎませんが、ここの399円のカレーは、具はほとんどありませんがカレーの味(香辛料の風味)がするだけでも大した物です。具も欲しい場合は値段がアップしますが、野菜カレーとかシーフード・カレーとかがあります。
しかしながら、「インデアン」の店名でイスラム風建築というのには、非常に違和感を感じます。例えば、日本人が海外で「ジャパニーズ」という日本料理店を見かけて、もしその外観が中華風建築だったら、よい気分はしないでしょう。インドはイスラム教国のパキスタンとカシミール領有問題で敵対関係にある訳で、もしインド人がこの店を見たら国辱と思うかもしれません。
この店の社長が店の外観をイスラム風にした理由は知りませんが、もしタージ・マハルをイメージしているとしたら大きな誤解です。あれはイスラム教徒の征服王朝であるムガール帝国が建てた建造物で、インド風の建築物ではありません。そのインドへ侵入して来たイスラム教徒とインド在来のヒンズー教徒がイギリスから独立する時に別れて、パキスタンとインド共和国を建国した訳です。
中国に続いてインドも経済発展を続けたら、インド人観光客も現在の中国人観光客なみに増える可能性がないとは言い切れません。将来の日印友好を考慮しますと、日本へのインド人観光客が増える前に、店名を変えるか店舗のデザインを変えた方が良いと思います。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 一人当たり予算:
- 500円未満
- アクセス:
- 4.0
- 帯広駅から徒歩5分
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- サービス:
- 3.0
- 雰囲気:
- 4.0
- 料理・味:
- 3.5
- バリアフリー:
- 4.0
- 観光客向け度:
- 3.0
クチコミ投稿日:2012/09/20
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