敵の武将の脇に自らの骨を祀る廟
- 4.0
- 旅行時期:2011/04(約15年前)
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by moontaさん(女性)
嵐山・嵯峨野・太秦・桂 クチコミ:7件
四季折々の庭だけでなく、奥にある墓所は非常に珍しいので訪ねよう。
人力車の力夫の説明を受けなければ見ることもなかったが、
ひっそりと佇む墓所を前にしてなんとも言えない思いが沸き立った。
・庭の奥、医師の策に囲まれて二基の石塔が立つ。
・五輪塔は楠木正行の首塚。
・三層石塔は足利義詮の墓。
・「精忠碎徳」とある墓前の石灯篭の書に思いをはせるべし。
・精忠は最も優れた忠、碎徳は一遍の徳。
すなわち、忠義に長けた敵将を褒め讃え、
その傍らに自分の骨を埋めさせたことは徳であるが、
義詮全体の徳からすればささいなことにすぎないという意。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 3.0
- 嵐山駅より徒歩圏
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- まるで貸切ということもあり。
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2012/07/20
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