読谷飛行場跡の片隅に・・・
- 5.0
- 旅行時期:2010/10(約15年前)
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by 琉球熱さん(男性)
恩納・読谷 クチコミ:65件
読谷村役場の裏手に伸びる、畑の中の異常に広い直線道路。
これが元読谷飛行場の滑走路部分。
その西側の畑の中に、『掩体壕』はある。
その粗末で貧相な建造物に特攻機を格納する予定だったというのだから、泣けてくる。しかし肝心の特攻機は遂に送られてこなかった。
そしてこの飛行場から飛び立ったのは、皮肉にも本土空襲に向かうB29だった。
軍は地元民間人の労働力を使って、米軍に施設を提供したことになる。そればかりか、滑走路を使わせまいとして、ただそれだけの目的で113名もの少年兵に自爆突入させている。
周辺に4つの掩体壕が残っているが、今は牛や豚の飼育小屋だったり、農機具の倉庫になっている。今の姿の方が、この建物にはぴったりだ。その滑稽さがあまりに悲しい。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 4.0
- 少々わかりにくいかも
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2012/07/12
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