上毛倉庫本社煉瓦倉庫群〔近代歴史的産業建築〕

4.5
旅行時期：2012/06（約14年前）

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該煉瓦倉庫群は、明治期から昭和初期に於ける群馬県特産の生繭玉保管庫として明治２８年（１８９５年）１２月に建築された倉庫群である。
大東亜戦争中は特産物以外に軍指定の保管倉庫として拝命され、日本水産からスルメ、化学肥料、及び、蒟蒻粉等々を帝國陸軍に引渡すべく保管されていたが、昭和２０年（１９４５年）８月５日未明の前橋大空襲の際に、米空軍が投下した焼夷弾が該倉庫屋根を突き破り倉庫内部で発火炎上した為に該倉庫内部は全焼した。
その後、内部を補修し、昭和２２年（１９４７年）８月に業務再開に漕ぎ着けた。
全国第１７位の大規模空襲被害を受けた前橋市中心部に於ける残存する数少ない明治期煉瓦建築物である。
外壁のみ見学可。

上毛倉庫本社煉瓦倉庫群（じょうもうそうこほんしゃれんがそうこぐん）
前橋市表町２−２５−１７
?：０２７−２２０−１９１１
両毛線前橋駅北口徒歩１分
http://www.jomosoko.jp/