渡海船の異様な姿が心から離れません。
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- 旅行時期:2012/05(約14年前)
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by うえのんさん(男性)
那智勝浦・太地 クチコミ:1件
国道42号線を右折して、那智の滝へ向かう途中、ここ補陀洛山寺(ふだらくさんじ)に立ち寄る人はあまりいません。
主に平安時代、遥か南に存在する観音浄土、補陀洛山へと旅立つ宗教儀式(補陀洛渡海)を行っていたお寺です。
行者は108個の石を体に巻き付けて乗船し、船室を閉ざします。船は沖合まで引っ張ってから綱を切り、補陀洛山を目指して漂流していくのです。
もちろん転覆して溺死するかそのまま餓死するかで、要は自殺です。
写真は伝承から再現した補陀洛渡海船。四方に鳥居がある異様な姿が恐ろしくて好きです。心から離れなくなります。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2012/06/03
いいね!:2票
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