都道府県別の慰霊碑が並ぶ
- 4.0
- 旅行時期:2010/09(約15年前)
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by 琉球熱さん(男性)
糸満・ひめゆり クチコミ:49件
摩文仁の丘からひめゆりの塔に向かう途中、米須海岸方面への道を曲がって行くと、海岸沿いに多数の慰霊碑が地配置されている。
この一帯は都道府県別に慰霊碑(納骨所)が並ぶが、「魂魄の塔」として総称されている。(魂魄の塔そのものは沖縄の慰霊塔の名称)
中心となる魂魄の塔は円形・二段構えの石積みに「魂魄」と刻んだサンゴ石が載っているシンプルなもの。
かつてこの一帯は避難民や敗残兵の吹き溜まり、そして戦後最も早く遺骨収集が行われた場所でもある。その数、3万5千とも4万とも言われている。
沖縄の本土復帰後、遺骨は摩文仁の国立沖縄戦没者墓苑に集約されることになったが、この一帯の慰霊碑は住民の意向によって生まれたものだけに、いまだに参拝者が後を絶たないらしい。
しかし、苑内の道路に違法駐車するボディボーダー達、あまりに不謹慎すぎやしないか?
奥まったところに建っていた碑。「有川中将以下将兵自決の壕」とある。この一帯の慰霊碑建立の想いからすると、やはりこれは"異物"だろう。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2012/05/29
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