親鸞・謙信・芭蕉を偲ぶ
- 3.5
- 旅行時期:2011/12(約14年前)
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by カブト虫さん(男性)
上越・直江津 クチコミ:11件
上越市直江津にある古寺です。
12月の初旬に訪れましたが、我が家以外の観光客はありませんでした。
駐車場も10台程度ですがあります。
名前の通り、奈良時代に各所に作られた国分寺の一つです。
鎌倉時台には親鸞聖人が滞在したことでも有名です。
見事な親鸞像が草庵横にあります。
創建時の寺は衰退して、戦国時代にはなくなっていたようです。
今の寺は、あの上杉謙信が、親鸞が訪れたほどの寺が衰退したことを惜しみ、現在の場所に再興したものです。
境内には謙信ゆかりの物は見当たらなかったけど、寺の近くには謙信の居城である春日山城址もあり、謙信を偲ばせます。
江戸時代には松尾芭蕉も奥の細道の道中にこの地を訪れたので、境内に句碑があります。
その時読んだ句は「薬欄に いづれの花を くさ枕」です。
山門入ってすぐ左には「古池や 蛙飛びこむ 水の音」の句碑がありました。
あまりこの地と関係ない句ですが、こちらの方が目に付く場所に設置してあります。
謙信再興後も何度か火災に見舞われたので、江戸以前の建造物は山門・三重塔・経蔵の3つです。
それでも、親鸞・謙信・芭蕉という、時代も活躍分野も違う3偉人が偲ばれるかなりのパワースポットだと思います。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2012/05/08
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