淡嶋神社(あわしまじんじゃ)の最寄駅、南海加太駅(かだえき)
- 3.5
- 旅行時期:2010/03(約14年前)
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by さすらいおじさんさん(男性)
加太 クチコミ:4件
加太駅(かだえき)は、和歌山県和歌山市の南海電気鉄道加太線の終着駅。淡嶋神社は西へ1km で 南海加太駅から徒歩20分で参拝できる。
淡嶋神社(あわしまじんじゃ)は全国約1000社の淡嶋神社・粟嶋神社・淡路神社の総本社で和歌山市加太にあるので加太淡嶋神社、加太神社とも呼ばれ少彦名命(すくなひこなのみこと)、大己貴命(おほなむじのみこと)、息長足姫命(おきながたらしひめのみこと=神功皇后・じんぐうこうごう170−269年)を祀っている。
婦人病、安産・子授けなど女性に関するあらゆることを祈願する神社として有名で、2月8日の針祭、3月3日のひな流しなどが全国的に知られている。境内に入ると拝殿周辺に奉納された雛人形、市松人形、フランス人形など2万体ともいわれる人形に驚かされる。
神話で日本を創造したと伝えられる少彦名命(すくなひこなのみこと)と大己貴命(おほなむじのみこと)の祠が加太沖合いの友ヶ島の中の神島(淡島)に祀られたことが淡嶋神社の起源とされている。三韓出兵の帰途、嵐に遭遇した神功皇后が神のお告げで友ヶ島に入港できたことに感謝して三韓渡来の宝物を奉納し、神功皇后の孫である仁徳天皇(にんとくてんのう257−399年)が友ヶ島から対岸の加太に祠を移し社殿を建築したと伝えられている。
江戸時代には、淡島願人と呼ばれる半僧半民の人たちが淡島明神の人形を祀った厨子(ずし)を背負い、鈴を振りながら全国を回って淡島明神の神徳を説いて廻ったことで淡島信仰が全国に広がったそうだ。
生きているような人形で埋め尽くされた淡嶋神社は他の神社には無い不気味ともいえる不思議な雰囲気があり、心霊スポットとしてマスコミに取り上げられる神社でもある。
- 施設の満足度
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3.5
- 施設の快適度:
- 3.5
- バリアフリー:
- 3.5
クチコミ投稿日:2012/02/03
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