龍泉洞で見学できる鍾乳洞は二つ
- 3.5
- 旅行時期:2011/05(約15年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
岩泉・龍泉洞 クチコミ:9件
岩手県岩泉町にある龍泉洞は、山口県の秋芳洞、高知県の龍河洞とともに、日本三大鍾乳洞の一つになっています。
龍泉洞の所在地: 岩泉町 神成(かんなり)1−1
車で行くと、標識が要所に出ているので迷うことはありません。
入り口周辺には、無料駐車場、食堂やお土産屋さん、宿泊施設もあり。
年中無休、8:30〜17:00(5月〜9月は18:00まで)
宮古市方面からだと、以前は本数が少ないながらもJR岩泉線が通っていましたが、2010年7月31日に押角駅と岩手大川駅間で発生した土砂崩れ以来運休。
その後には東日本大震災もあり、2011年5月下旬現在は代行バスが走っていました。
バスで行こうと思っている方は、下記の岩手県北バスの時刻表で最新情報を確かめてからどうぞ。
http://www.iwate-kenpokubus.co.jp/
龍泉洞と一口に言っても、見学できる鍾乳洞は二つあります。一つは龍泉洞、もう一つは龍泉新洞科学館。
そのうち、見学のメインになる龍泉洞は、三千m以上の長さがある内、700mが観光用に公開されています。
地底湖から流れ出る水が轟々と音を立てて流れる鍾乳洞で、洞窟内の澄み切った地底湖を紹介した画像を見たことのある方は多いはず。
そのドラゴン・ブルーと呼ばれる水の青さが神秘的。公開されている地底湖のうち一番深い第三地底湖は深さ98mあるそうです。震災後でも十分に美しい水の色が楽しめました。
●注: 洞窟奥の階段通路には地底湖を上から見下ろせる展望台もありますが、上りが165段、下りが107段。体力・体調に不安を感じる方は、元来た遊歩道を戻って行くのがいいと思います。
上記の龍泉洞とは別に、1968年に発見された龍泉新洞科学館という鍾乳洞もあって、こちらは200mほどが観光用に公開されています。
こちらは繊細な鍾乳石が多い細い洞窟。洞窟内で発掘された石器なども展示されてありました。
●注:龍泉新洞科学館の方は、内部撮影禁止です。
これら二つの鍾乳洞間の距離は、車道を挟んで徒歩範囲内。千円の共通券で二つとも見学できます。
洞内の気温は通年10℃。湿度が高いので、長袖シャツ+薄手ジャケットの格好で歩いていくうちにジクジク汗ばむ感じでした。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- その他
- アクセス:
- 2.5
- 公共の足の便はいいとは言えないのが玉に瑕。バス利用を考えている方は岩手県北バスの時刻表で最新情報を確かめてからどうぞ。本文を参照して下さい。
- 景観:
- 4.0
- ドラゴンブルーと呼ばれる地底湖の水の色が美しい鍾乳洞です。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 私たちが行った2011年5月下旬は、ほぼ貸切状態でした。
クチコミ投稿日:2011/08/08
いいね!:2票
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