北上川を見下ろす丘の上の宮沢賢治記念館
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- 旅行時期:2009/05(約17年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
花巻 クチコミ:10件
宮沢賢治は現在は花巻市になっている稗貫郡(ひえぬきぐん)川口村出身の詩人、童話作家、農業指導者で教育者。(1896−1933)
『雨ニモマケズ 風ニモマケズ…』で始まる作品のほかにも、『銀河鉄道の夜』、『風の又三郎』、『注文の多い料理店』などは読んだ事がある人も多いと思います。
その宮沢賢治関連の見所になっている記念館、イーハトーブ館、童話村が新花巻駅近くに集中しています。
注: 新花巻駅は東北新幹線や釜石線(銀河ドリーム釜石線)の途中駅。東北本線の花巻駅や釜石線の起点の花巻駅とは違うのでご注意を。
新花巻駅から宮沢賢治記念館のある丘の麓を通るバスもありますが、1時間に1本程度と数が少ないので不便。
バスを待って行っても最寄のバス停から記念館へはちょっときつい坂を10分は歩かなければならないと言う事だったので、私は新花巻駅構内観光案内所の方のアドバイスで、駅からここまではタクシーを使いました。片道800円足らず。移動時間節約にはいい方法でした。
画像に出ている門の先にあるのが宮沢賢治記念館。
入口には作品の一つの『猫の事務所』の三毛猫と虎猫が机に座っている像があって、そこで記念写真を撮っている人多し。
宮沢賢治記念館のチケットは350円。そのほかに、宮沢賢治童話村、花巻市博物館、ちょっと離れた場所にある花巻新渡戸(にとべ)記念館の中から選べる2館共通、3館共通、4館共通というチケットもありました。それぞれ550円、800円、1,000円。イーハトーブ館は無料でした。
私は3館共通券を買って、この後は無料のイーハトーブ館を含め、童話村、博物館、と見て回りました。共通券はそれぞれの場所で提示するので、失くさないようにご用心。
記念館には宮沢賢治の辿った足跡や作品がパネルなどで紹介されていました。壁に展示されている原稿は精巧なレプリカ。オリジナルは奥の展示室に多少あり。何度も書き直した跡のある原稿の文字は、乱暴に見えても土の匂いが感じられる味わいがあると思いました。
建物の一角にあるベランダからは北上川も見えて雰囲気はよし。
ただ、館内は撮影不可で、思っていたより展示品が少なかったこともあり、個人的には印象が薄かったのが残念。
開館は毎日8:30〜17:00、ただし12月28日から翌年1月1日は休館。
所在地:花巻市矢沢1−1−36
お食事処兼お土産屋さんの山猫軒は、記念館とは駐車場を挟んでお向かいでした。お土産はここで買うのがお勧め。
花壇やイーハトーブ館へ下りていく階段は、画像の記念館の門脇にあります。
童話村や博物館は、イーハートーブ館を出た続きの車道沿い。
- 施設の満足度
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3.0
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2009/06/07
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