京都、東福寺・退耕庵(2008年12月)
- 4.0
- 旅行時期:2008/12(約17年前)
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by さすらいおじさんさん(男性)
東山・祇園・北白川 クチコミ:79件
退耕庵(たいこうあん)は東福寺の塔頭で小野小町(おの の こまち809−901年頃)への恋文を胎内に収めていたという地蔵があり、小野小町ゆかりの寺として知られる。
1346年に東福寺第43世・性海霊見(しょうかいれいけん1315−1396年)によって創建され、応仁の乱(おうにんのらん1467−1477年)で荒廃したが、1600年頃、に毛利家で対外交渉能力を発揮したことで知られる禅僧、安国寺恵瓊(あんこくじえけい1539−1600年)によって再興された。
幕末の鳥羽・伏見の戦(とば・ふしみのたたかい1868年)の際、東福寺に長州藩の陣が置かれた縁で、退耕庵は鳥羽伏見の戦の戦死者の菩提寺にもなっている。いろいろな歴史的人物にゆかりがある寺だ。
関連旅行記−http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10302874/
(写真は退耕庵の境内)
- 施設の満足度
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4.0
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2009/01/30
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