悲恋の横笛伝説、高野山の大円院(2008年11月)
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- 旅行時期:2008/11(約17年前)
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by さすらいおじさんさん(男性)
高野山周辺 クチコミ:9件
大円院(大圓院)は平家物語で語られている「滝口入道と横笛」で知られる平家の武将・斉藤時頼が出家後阿浄・あ じようと称して第八世代住職を務めた寺。
「横笛」に一目ぼれした斉藤時頼は父に結婚を反対され京都嵯峨野の 往生院(現在の滝口寺) に出家し高野山で修行。尼僧になった横笛は19才の若さで病死し鶯に姿を変えて 高野山の大円院住職阿浄のもとに飛んでいったが井戸に落ちて死んでしまった。
鶯が横笛の化身であることに気づいた阿浄は、井戸から鶯をすくい上げ、阿弥陀如来像 を彫り鶯のなきがらを仏像の胎内に収めて大円院 の本尊とした。
大円院では、梅の木を鶯梅(おうばい)、井戸を 鶯井(うぐいすい) と呼んで大切にしている。金剛峯寺と奥の院の入り口、一の橋の間にある。
大円院のHP−http://www.rose.sannet.ne.jp/dai-en-in/index.htm
関連旅行記・悲恋の横笛伝説、大円院周辺―http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10289642/
関連旅行記・京都の嵯峨野―http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10158426/
(写真は大円院の鶯梅)
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4.0
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2008/12/05
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