京都・鷹峰(たかがみね)の源光庵(げんこうあん)(2008年4月)
- 4.0
- 旅行時期:2008/04(約18年前)
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by さすらいおじさんさん(男性)
今出川・北大路・北野 クチコミ:50件
源光庵は1694年に臨済宗から曹洞宗に改宗された寺院だが天井板が伏見桃山城から移築した血天井であることで知られる。豊臣秀吉(1537−1598年)の死後、天下人の座を狙う徳川家康(1543−1616年)の上洛命令を無視した上杉景勝(うえすぎ かげかつ1556−1623年)を討伐する会津攻めのために1600年7月に家康が伏見城を留守にした。機に乗じて石田三成(1560−1600年)、毛利輝元(1553−1625年)、宇喜多秀家(1572−1655年)ら西軍・反家康派諸大名が4万の大軍で攻めた。城を守っていた鳥居元忠(1539−1600年)らはわずか1800名、奮闘するも城を死守できず残兵が自刃したのだがこの時の血の跡が残っている。また源光庵の本堂にある丸窓(悟りの窓)と角窓(迷いの窓)から見る庭園が美しいことでも知られており血なまぐさい天井と好対象を見せている。京都の穴場的なお寺。
関連旅行記:日本の旅 関西を歩く 京都・鷹峰から嵐山へ
http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10234097/
(写真は源光庵の血天井)
- 施設の満足度
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4.0
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2008/09/20
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