無性にメキシカンが食べたくなる事がある!
アメリカに住んでいた時に良く食べたアメリカ人好みにアレンジされたテキサスメキシ...
続きを読むカン(Tex-Mex/テックスメックス)もそれはそれで豪快で懐かしいけれど本場メキシコ料理とは全くと異なる!
Tex-Mexならまだしも、日本風にアレンジされてメキシカンでもテックスメックスでもないJAPA-MEXの店も多いから未だに日本で本場メキシコ料理の店を探すのは困難に等しい・・・
僕が昔からよく通う代官山のメキシカンは本場メキシコで修業した後に本当のメキシコ料理を日本に広げようとした日本におけるメキシコ料理の草分け的存在で間違いないけれど、冒険してメキシコ料理屋を探してみる!
東京都内で気になったその店はPosada del Sol(ポサーダ デル ソル)という名の店で、かつては世田谷で店を構えていたが、2016年の末に東村山に移転してきたという事!
開店時間の5:30を過ぎて間もない時間ということもあってか一番乗り!
厨房にはコックコートを着たメキシコ人男性が一人・・・
最初の1杯は、料理がテックスメックスならアメリカへの輸出で大成功したコロナでも候補に入るが本場メキシコ料理に合わせるならTECATE(テカテ)と決めてきる!
メニューに目を通してみると日本のメキシコ料理店にありがちな創作メキシカンやテックスメックスの料理は無いので一安心!
テカテと一緒にまず頂きたいのはポピュラーな前菜びGuacamole(ワカモレ) !
ホームメイドのトトポス(トルティーヤチップス)にたっぷりのせて頂く!
アメリカでよくありがちな濃い味付けもなく、アボカドを中心とした野菜のフレシュサが引き立つシンプルなワカモレ!
そして3種類の異なるサルサがテーブルにセットされ、ハバネロのサルサは激辛だというから注意が必要・・・
調理しているメキシコ人の方がオーナーかと思いきや、後から恰幅の良い別のメキシコ人の方が登場!
どうやらこちらがオーナーのようで、オーナーは留学で来日して以来38年日本に住んでるそうで日本語はベラベラ!
続いてオーダーしたのはQuesadilla(ケサディージャ)!
ケサディージャはトルティージャに具材を挟んで鉄板で焼いた料理!
具は「ジャガイモ」・「フレホレス(リフライド・ビーンズ)」・「「チーズ」の3種類の中からフレホレスをチューズ!
香ばしく焼かれたコーントルティージャの中からはピントビーンズをペーストにしたフレホレスの香りと豆のコクを味わう!
Tacos(タコス)はパストール
メキシコ屋台の定番パストールのタコスはポークのアショーテススパイスで炒めたスパイシーな中にパイナップルのフルーテーさと甘さが癖になりそう!
メキシコのタコスの具はシンプルで、もちろんアメリカのタコスのようにレタスやチーズなどは入らない!
サルサとオニオンだけを入れて頂く!
Coctel de camaron(シュリンプカクテル)はさっぱりのサルサがたっぷりなのがメキシコ流!
テカテをお代わりした後は、フローズンのMargarita(マルガリータ)
メキシコの腸詰ソーセージのChorizo(チョリソ)も自家製でプリプリな豚肉とスパイシーな香りとシナモンの豊かな風味でウマい!
Milanesa(ミラネサ)
柔らかな薄切りビーフのカツレツで、ミラネサはイタリアのミラノを意味したミラノ風カツレツ!
イタリアだけでなく、このミラネサはメキシコや南米のパラグアイなどでもポピュラーなんだとか!
フレホレスがサイドに盛り付けされるのがメキシコ流のミラネサ!
そして、食の世界遺産に登録されたメキシコ料理の中でも代表的なのがPollo con mole(ポージョ コン モレ)!
コーントルティージャに挟んでいただく!
柔らかく自家製ローストされたチキンに十数種類のチレやカカオをブレンドしたスペシャリイティなモレソースをたっぷり添えた逸品!
カカオの甘みと風味の中から飛び出すコクと辛さが複雑に口の中に広がる!!
テックスメックではない本場メキシコ料理を日本でいただける極希少な店 ポサーダ デル ソル!
価格もリーズナブルだし定期的に通う事になりそうです!
そして、ホームメイドのトルティーヤ・チョリソタマルなども同社で商品製作販売しているので利用したいと思います!!
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投稿日:2019/01/26