南城市知念、太平洋を見下ろす国道331号線沿いにあります。「手水の縁」とは、沖縄伝統の組踊の一つです。組踊りとは、琉球王朝...
続きを読むが中国皇帝の使者である冊封使を歓待するために演じられた歌舞劇で、いわば琉球ミュージカル。
現地にある、歌碑の説明には『美しい女性に手水を乞い、飲ませてもらった男性が女性と恋におちるも、当時の社会では恋愛はご法度で、女性が処刑されそうになるが男性が助けて幸せになった。』という意味のことがかかれています。詳細は写真を添付しますので参照ください。
海を臨む国道沿いの高台に建てられた歌碑は立派なもので、左の歌碑には『くらさらぬ 忍で来やる 御門に出ぢめしやうれ 思ひ語ら』、右の歌碑には『結でおく契り このぢやでともな 変るなやう互に あの世までも』と刻まれています。右の歌碑は、“結んだ二人の約束は、この世のものだけと思うな、お互いに心変わりをするな、あの世までもの約束だから”という意味でしょうか、心に強く残りました。
国道331号線で知念付近を走る時には、是非、車を停めて休憩がてら歌碑を見て頂きたいと思います。
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投稿日:2016/07/26