奥の細道むすびの地記念館は、元禄2年(1689年)に松尾芭蕉が5か月に渡る奥の細道の旅を終えた場所に建っています。入場は無...
続きを読む料で、展示室は一室ですが、大垣と芭蕉の縁についてかなり詳しく解説されています。写真は、俳友・谷木因を訪ねた芭蕉一行。芭蕉は大垣を4度訪ねていまして、初めて大垣を訪れたのは、芭蕉最初の紀行文「野ざらし紀行」の途中。奥の細道では3度目です。当時の大垣は、河川を利用した舟運が盛んな大垣藩十万石の城下町。また、東海道と中山道を結ぶ美濃路の宿場町でもありました。城主戸田公の文教奨励や谷木因の指導の下、俳諧が盛んだったことから、縁が深まったようです。
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投稿日:2012/04/03