江戸東京博物館へ向かう途中に植え込みに中にありました。
関東はやはり徳川関係の銅像が多いですね。
亀に乗っているのが?...
続きを読むと思いました。
しかし、片手に鷹が止まっているのを見てやはり徳川家康だと思いました。
旅行から帰って調べてみると、
江戸東京博物館の開館を記念して社団法人江戸消防記念会から寄贈されたものでした。
台座は、亀に似た幻獣・贔屓(ひき)で、重き荷を背負うのを好むといわれます。
これも、下記のような遺訓を残した家康にふさわしいと思いました。
「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。
不自由を常と思えば不足なし。こころに望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。
堪忍は無事長久の基、いかりは敵と思え。
勝つ事ばかり知りて、負くること知らざれば害その身にいたる。
おのれを責めて人をせむるな。
及ばざるは過ぎたるよりまされり。」
ちなみに亀の姿は、河川が走る江戸の町に因んで
「水の神」ともいわれる亀の存在をかけたものともいわれているそうです。
その上に、幕府の将軍職が15代続いたことに因んだ15段の台座を設え、
鷹狩り装束の立像が置かれています。
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投稿日:2016/12/01