佐敷ようどれ

航空自衛隊の知念分屯地の敷地内にあるので、普段は簡単には敷地内に立ち入ることができないため見学できませんが、分屯地の一般公...  続きを読む開日には、簡単に入域できるので、一般公開にあわせてみてきました。墓の脇の古そうな地碑には「ようどれ」ではなく「ゆうどれ」と書かれていました。  閉じる

投稿日:2020/02/17

「佐敷ようどれ」は、航空自衛隊知念分屯基地内にあります。
連絡無しで、飛び込みで伺いました。基地入り口の警備をされている...  続きを読む自衛官の方に『佐敷ようどれにお参りしたい･･･』と伝えると、車を基地内の駐車場に停めるよう案内されました。
そばの門衛所で、代表者の氏名、住所、電話番号を書くように言われ、記入後、身分証明書（運転免許書でＯＫ）を提示して受付が完了しました。
その後、若い自衛官の方の案内で基地入り口から２００ｍほど歩いたところに在る、「佐敷ようどれ」に行くことが出来ました。

「佐敷ようどれ」は、琉球王国の三山統一の覇者、尚巴志の父・尚思紹夫妻ら家族が眠るお墓です。
なお、“ようどれ”とは、夕どれ＝夕方の波風が静まる時という、“夕凪”のことで、“極楽”や“死者の世界”、“墓”と言う意味があるということを、かって「浦添よーどれ」に訪れたときに説明を受けたことがあります。

「佐敷ようどれ」は、琉球石灰岩で造られたもので、周囲を草木が纏わり付いていましたが半円形の屋根をもった王族のお墓らしい堂々としたものでした。

参拝見学中は、自衛官の方が後ろからずっと監視されていて、当たり前ですが自由に基地内を歩いたり、写真を撮ったりすることは禁じられています。写真撮影は「佐敷ようどれ」の周辺だけが許可されていますので、注意が必要です。







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投稿日:2015/04/22