天王洲は元々、品川の臨海部にあって、江戸時代には第四お台場として、また近年にあっては流通倉庫の集積する地区として重要な機能...
続きを読むを果たしてきました。 そして1985年、天王洲の地権者22社による「天王洲総合開発協議会」の発足とともに総面積22haに及ぶ民間最大規模の都市開発が始まりました。その開発のコンセプトは 「人間の知能と創造性に働きかける環境づくり」でした。現在は品川駅の港南地区等も再開発されましたたが、約30年前ですから、臨海部の再開発のさきがけの再開発の街区です。
天王洲アイルは、オフィスを中心とした都市開発でありながら、機能性のみならず、感性や知性を刺激する文化性や海辺のロケーションを 利用した外部環境の快適性ななどを街づくりに取り込み、都市で働く人々の仕事、余暇、生活に対応された街区です。
東京湾のウォーターフロントの恵まれたロケーションを最大限に活かして、公園、街路、広場が整備されました。そのオシャレな景観は、来街する人々にアーバンリゾートとしてすっかり定着しました。特に島(アイル)を取り囲むボードウォーク (板張りの遊歩道)は天王洲アイルの名物として憩いの場となっています。
天王洲アイルのランドマーク的な施設が「天王洲 銀河劇場」です。東京モノレール「天王洲アイル駅」に隣接する、客席数746席、馬蹄形三層構造の劇場です。舞台と客席の距離が最大でも20メートルという、ライブの迫力がダイレクトに伝わる理想的な空間から、演劇、ミュージカル、音楽、ダンスなど、ジャンルにとらわれない様々な話題のエンターテイメントが発信されています。
ホテル、劇場、オフィスビルと多機能の街区です。
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投稿日:2015/09/14