七ヶ宿ダムから南蔵王に続く道に入り坂を上っていくと、途中で道を間違えて崖崩れで通行止めになっていて、迂回路からさらに上っ...
続きを読むていくと、不忘山の南山麓に広がる開拓地で、牧草地にオートキャンプ場があり、高原の広々とした風景が広がっています。さらに北に進み、蔵王開拓温泉の看板のある交差点から下って、サイロのあるとろこを曲がった先に蔵王開拓温泉がありました。
料金は手書きで建物に1,000円と書かれていて、玄関で料金を払って浴室に向かうと他に誰もいなくて貸切です。脱衣場には、100円ロッカーがありますが、かなり草臥れています。
浴室に入ると正面の岩風呂の内湯からそのまま露天風呂につながっていて、70度を越える源泉が岩の上から掛け流されていますが、内湯は激熱で、露天の一角に冷たい水が注がれているところが、熱いですが入れます。温泉の成分は、カルシウム分を含んでいるので、源泉が流れたところは鍾乳石のようで、鉄分を含むので酸化して赤くなっています。露天風呂の奥のもう一段下に湯船があり、ここまで湯を引けば適温になりそうです。
強烈な源泉ですが、熱くてあまり入っていられず岩の上で涼んでいると、アブが飛んでくるので、近くにある虫取り網で追いやりながら入りました。
湯上りには、広い休憩室で、番茶のサービスがあり、以前は温泉玉子を出していたようですが、今は省略されたようです。窓側で涼しい風にあたりながら、のんびりとしました。震災で一時閉鎖されていて、7月1日から営業再開しましたが、料金が高く一般向けではないですが、源泉は良いので温泉好きにはよいでしょう。
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投稿日:2013/02/23