何もない駅ですが(タクシーも駅の前の公衆電話から呼び出さなければならなかったほど)......
この駅は、日本で鉄道...
続きを読む国有法が施行された1906年から4年後の、1910年に開設されたので、108年の歴史があります。
私が28年前、初めて観光でこの地を訪れた際には、【黒四(クロヨン)ダム】の富山県側の入口:宇奈月温泉に行く為には、旧JRの「黒部駅」や「魚津駅」で下りる必要がありました......その黒部駅の隣駅がこの「生地(いくじ)駅」です。
近年の北陸新幹線開業後は、この路線は、地元企業が出資して設立された「あいの風とやま鉄道線」という超ドメドメのローカル路線駅となっています。
さて、この「生地駅」は、地元民以外には殆ど知られる事の無い....な~んにもない、何にも無い...全く何にも無い...駅にも見えますが....
実は、この駅の真ん前に、「YKK(ワイケイケイ)」というファスナー(ジッパー、チャック)の会社の工場があります。
学生時代に、いつも「社会の窓」の閉開の際に、我々男どもが目にしていたあのマークです.....時々、壊れたり、挟まったりして、大変なことになってしまったアレ...です。
さて、その生地駅で下り、少し歩き、この工場の正面玄関から入ると、センターパークと呼ばれる場所があり、そこにはファスナーの歴史やファスナーの仕組み等を紹介した展示館なんかあります。
平日、土・日・祝日もOPENし、無料で自由に誰でも見学、散策することができます。また、緑に囲まれた素敵なコーヒーショップもあります。
恐らく、ファスナーを製造している会社は、日本でもここだけだと思われますので、「工場に萌えてしまうマニアな方」は、是非 黒部峡谷の帰りにでも足を伸ばしてみましょう~~
....希少性はかなり高いと思います.....
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投稿日:2018/03/14