地すべり資料館
美術館・博物館
3.20
クチコミ・評判
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猿供養寺の人柱
- 5.0
- 旅行時期:2013/09(約12年前)
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新潟県上越地方はアメリカプレートとユーラシアプレートがぶつかるフォッサマグナの上にあり、昔から地震・地すべりが多い地域であ... 続きを読むる。
むかしむかしのこと。上越市猿供養寺の住民は、地すべりに悩まされていた。家は傾き、道は変形し、田畑もひどい被害を受けた。人々は地の神をなだめるために、人柱を生贄として捧げることにした。だが誰を人柱にするかで、激しく言い争った。
そこへ旅の僧が通りがかった。彼は村人たちが言い争うのに心を痛め、そういうことなら自分は仏に仕える身だから、喜んで犠牲になろうと申し出た。
僧は身を清め、白装束を着て、経を唱えながら穴に入り、瓶をかぶった。村人たちは泣きながらその上に土をかけた。それからこの地には地すべりは起きなくなった。
猿供養寺の人々は、この尊い僧の話を何世代にもわたって語り継いできた。だが長い月日が流れるうち、人柱のあった場所もわからなくなり、この物語もよくあるフィクションとして受け留められるようになった。
昭和12年、猿供養寺の農民が土を興しているとき、瓶に入った人骨を発見した。新潟大学で鑑定したところ、時代はおよそ800年前、脚の骨が太く腕の骨があまり発達していないことから、旅の僧という伝承と合致した(農民は農具を振るうため腕の骨が発達する)。民話は人から人へと伝えられるうち内容が変わってしまことが普通だが、このように事実を正確に伝えていることは奇跡と言ってよい。これは伝承が考古学的に実証された極めて稀なケースである。
地すべり資料館の人柱供養堂に、この人骨が展示されている。 閉じる投稿日:2015/02/15
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bluejaysさん
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