予想以上に良かった四川航空ビジネスクラス

フルサービスキャリアで中国行きの格安航空券を検索すると結構出て来る四川航空。
今回初めて関空から成都経由で福州までビジネスクラスで利用してみましたが、エコノミーの搭乗記はそこそこあるけど、ビジネスクラスや中国国内線の情報は少なく、多少不安でしたが、いざ利用してみると予想以上に良かったです。
まず関空から成都はA321の単通路機で、ビジネスクラスは横4列、縦2列の計8席でしたが、最新のA321neoだった為か、ビジネスクラスは各席にパーソナルモニターが装備されていて、日本の映画も2本だけですが用意されていました。
また機内放送は自動放送を含めて中国語、英語のみで、日本発着路線ですが、日本語は全く通じません。
搭乗後に担当のCAさんがご挨拶にみえた際に『英語はあまり出来ませんが』と言いながらも、丁寧な対応をしていただけた事も好感度が高かったです。
機内食は最初にフルーツとナッツが出て来て、その後1トレーでサービスされますが、メニューの選択肢はありませんでした。
また、飲み物はこまめに聞きに来てくれますが、常温でした。
国内線は成都空港に関してはビジネス用のチェックインカウンターと保安検査レーンがあり、比較的スムーズでした。
機内サービスに関しては関空線と同じA321での運航でしたが、多少古い在来型で座席も一昔前の座席という感じでした。
ただ、乗客2名に対し、担当のCAさんが3名で、しかも一人は片言ながら日本語が話せるのには驚きました。
後で聞いたらまだ新人らしく、教育係兼で本務のCA+彼女で3名という布陣でした。
機内食も時間的に朝食との事でしたが、お粥と万頭以外に四川名物の担々麺や酸辣ソースの棒々鶏といった感じで、自分的には前日の国際線区間よりも満足なメニューでした。
ただ、最後に福州到着時に預け荷物が優先で出て来なかったのが唯一惜しかった点でした。
また、座席の事前指定ですが、多少手間は掛かりましたが、一応は可能でした。