預け荷物が多く乗り継ぎ時間は注意

成田か→ノイバイ、ノイバイ→フーコック往復の乗り継ぎで利用しました。
同じエアラインでも国際線と国内線は一度バゲッジを引き取ってからターミナルを移動して再度チェックインする必要があります。
それ自体はフィリピン航空もそうですし、問題はないのですが、成田からの便もほぼベトナム人の利用で、これもフィリピン便と同じような景色がチェックインの際に繰り広げられます。出稼ぎの方のエクストラバゲッジが山のようにカートに積まれているため、一人あたりのチェックイン時間がかかります。特に復路の成田便はチェックインカウンターに並ぶ行列がフロアの端まで続く長蛇の列になる程で、乗り継ぎに４時間３０分の時間があっても余裕は全くありませんでした。タミ２のインターナショナルからタミ１のドメスティックまでの移動は無料バスで５分。待ち時間含めても３０分もあれば移動できるのに、バゲッジはなかなか出てこないわ、チェックインは行列だわでかなりヒヤヒヤすることになります。
また、ベトナム人の気質なのだと思いますが、日本人と同じかそれ以上にセッカチというか欧米流のフェアマインドに乏しいところがあり、飛行機の降機の際には前から降りるような習慣が全くありません。我先に降りて行くので、ぼーっとしていたりアメリカ流を期待すると全く降りれません。譲るということは皆無です。行列も間を開けて櫛の歯状に並ぶと前が開いていると判断されてどんどん追い抜いて行きます。これもアメリカ流でやるとストレスが溜まるだけで、日本流に輪をかけて負けじと我先に列を作っていかないと遅くなるばかりです。この辺は英語圏にあるフィリピンが基本的にフェアマインドに則った動きをするのに対して遥かに人を追い抜いてでも先に行くような気質が現れます。そのため総じて「疲れる」乗り継ぎになります。日本人的にはいつもの日本の国内線の感覚に近いとも言えます。
値段は安いですし、CAさんは素敵ですし、機体は緑のカラーリングが可愛いですし、発着時間もきっちり運行していて、その辺のストレスはありませんでした。サービスもLCC並みの運賃で荷物や機内食、軽食までしっかりついていて、良かったです。