中国国際航空のクチコミ(396件)
一覧を見る北京空港での国際線接続
4.00
旅行時期:2016/03 (約8年前)-
wakwaknzさん (男性)
このクチコミサイトにはお世話になりましたので、ご参考になればと、書き込みします。
エアチャイナの懸念は、定時運行(遅延)と北京接続。
3月上旬・ビジネスクラス
羽田:1930-北京:0020-SIN:0630
SIN:0930-北京:1530-羽田:2130
ラッキーなことに、全てほぼ定時運行でした。
<北京空港での乗降>
今回は北京での発着全て、沖待ちでではなく、ボーディングブリッジから。
羽田→北京間で、常連と思われる中国人ビジネス客が乗務員と、今回はボーディングブリッジだな、と話していたので、最近は(or定時であればか?)ボーディングブリッジの模様。
<定時運行>
CAのアプリで、搭乗便(というか搭乗機材)の運行情報(その機材の前フライトの情報も確認可)で要確認。
空港に向かう前にも事前確認を怠ることなく、遅延(やキャンセル)および接続ミスに対する心の準備と予防策を。
<北京の国際線乗継>
セキュリティーチェック(プラス簡単なパスポートチェック)のみ。
ターミナルは広いので、降機後は素早く歩く。
国際線の乗継パスポートチェックまでの移動経路については、日本語サインあり。
場所自体は小さくわかりにくいが、行列はなく数分程度。階下のセキュリティーチェックへ。
<セキュリティーチェック>
最大の関門。
(1)
通常日中は(or運がよければ?)、国際線間の乗継用のエクスプレスレーンが、乗継客専用に開く。
通常なら10分程度の列待ち(流れが遅いのはセキュリティー直前の2回目パスポートチェックのシステムが遅いのが原因のよう)。
セキュリティーチェック自体も5分程度で、合計で20分もあれば通過。
間違っても出国者用のチェックエリアに行ってしまわぬよう注意。
(2)
深夜などエクスプレスレーンが開かない場合には、出国者用のセキュリティーチェックと同じ列に並ぶ。これが悪夢。
座席クラスによる区分けはなく、長蛇の列、職員も機械も行列配置および動線管理も効率が悪く(が、止まっているわけではない)、とにかく待つ。
関連規則はきれいに作ってあるようだが、インフラがついていっていないのが原因か。
検査機械の性能がいいのか悪いのか、皆よく引っかかる。でも職員が適当なのでスルーも多い。さすがに国際線なので、横入りなく根気よく待っている(むしろロシア系の乗客のマナーの悪さ)。
接続時間が短い場合には、S字の行列でチェック場所に近づいたら(行けばわかります)で、No connection time!とチケットを振りかざし、前列の客に頼むと、おおそうか、と前に入れてくれる場合も多く、その辺は度胸と愛嬌と浪花節。
職員の質は、大声での雑談や業務連絡などはそれなりに中国だが、対応・やる気も含め、米国・他のアジアよりも良い印象。
セキュリティーチェックのみで普通に1時間は見ておいたほうがよい。行列待ち用に文庫本や雑誌を持っていると良いかも。
<預け入れ荷物>
座席クラスや航空会社に関わらず、経験上、余程なことが無い限り何も預けない主義のため、今回も全て持ち込み。北京接続に関する参考情報はありません。
機内でコネクションに関する紹介映像・放送が流れていたが(英・中)、一度出て、ターミナルを移動して、ピックアップして、また並んで・・・とやる様子で、想像するに、預け入れ荷物がある場合の接続は、特に遅延など発生したらそれはもう地獄でしょう。
腹を据えて、入国してしまって北京滞在を楽しんだほうが良さそう。
<機材・CA>
機材の新旧、CA個人の質次第。
羽田・北京:
ビジネスだが、設備は新型機のエコノミー以下(足も伸ばせない、おいおい)。個人モニターあったりなかったり。CAは笑顔で一生懸命(ビジネスクラスのみか?)。年増は愛想は無いが、1:1で話し出すと案外気さく。若手の手前、強面でいる様子。中国独特の世代格差か。
北京・SIN:
フルフラット、良質のブランケット等、全般快適。食事も米系よりもずっとまし(メニューの選び方次第か)。プログラムは英・中のみ。JAL/ANAの日本語中心主義と同様。個人的には、むしろJAL/ANAの英語対応の方がひどいと感じるときの方が多い。
<総論>
十数年ぶりのCA搭乗で、今回の旅が非常に幸運だったことは十分承知していますが、日本・SINの深夜便で、この質・サービスであればコスパは十分。LCCと思って乗れば、むしろお得感すらあります。
が、どなたかも書いてらっしゃいましたが、私も2時間未満の乗り継ぎは勧めません。
今回は、定時でも2時間ほどの接続で、待ち通しの歩き通しで、ゲートに着いたらちょうど搭乗開始。何かあったら、もう無理です。ラウンジで一杯どころではありません。
個人的に中国人民の価値観や性質、行動様式には必ずしも好印象はもっていませんが、ビジネスクラスのみの情報ですが、米系の「本当にお粗末な」サービス(事後対応含む)を提供してくれる、ぼったくりビジネスクラスに比べたら、雲泥の差です。
中国人民の「アルゴリズム」に対応する余裕があれば、フェアに見て、十分リピーターとなり得るレベルです。
それでは皆さんよい旅を!
- 同行者
- 一人旅
- 搭乗クラス
- ビジネス
- 航空券の価格
- 100,000円未満
- コストパフォーマンス
- 5.00
- 今回はラッキーなだけだったのかもしれません
- 接客対応
- 4.00
- 笑顔で一生懸命
- 機内食・ドリンク
- 4.00
- メニュー次第。米系よりずっとまし。
- エンタメ(映画・音楽など)設備
- 4.00
- 機材次第。プログラムは中国語中心
- 座席・機内設備
- 4.00
- 機材次第。しょぼい機材はとことんしょぼい
- 日本語対応
- 3.00
- 羽田発でも英語か中国語。個人的には、JAL/ANAの慇懃無礼な意味不明日本語より、ずっと気楽でよい。
- 出発
-
羽田空港(東京国際空港)
東京 > 羽田
- 到着
-
シンガポール チャンギ国際空港 (SIN)
シンガポール > シンガポール
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