2017/07/21 - 2017/07/21
10位(同エリア211件中)
mishmishさん
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トルコの首都アンカラに住み始めて、はや1か月。少しずつ街を開拓する中で、一番テンションが上がったエリアがウルスです。ウルスの一番の魅力は、中東らしい庶民的な市場。おじさん達との会話を楽しみながら(私はトルコ語ができないので、単語とジェスチャー)、新鮮な食材を買うことができます。
タイトルにもあるとおり、ここで私の心を鷲掴みにしたのが、サバサンド…!脂がのっていて、(約10年前に)イスタンブールで初めて食べた憧れのサバサンドよりも美味しいんじゃないか疑惑…?
そして、まさかの大豆ゲットに興奮(一応主婦)。
今回のお散歩のラインナップは以下のとおり。
*ウルスの歴史的な街並み
*市場で買い物
*サバサンドを食す
*ちょっと移動してロープウェイに乗る
*(おまけ)アンカラカードを買う 以上
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
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ウルスまでは、クズライからメトロで行きました。その他にもバスであれば、114や304番のバス(他にもある模様)がクズライ経由で出ています。メトロの駅を出て、ゲンチリッキ公園を右手にイスタンブール通りを南東に歩いていくと、目の前に大きなモスクが登場。
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アタテュルク通り沿いを歩きます。後で調べると、これはユヌス・エムレ・インスティテュートという建物。トルコの言語、歴史、文化、芸術の促進および発信を行う機関で、世界各国から学生を集めてトルコ語サマースクールも行っているようです。
7/15のクーデター未遂事件1周年の垂れ幕やポスターがこの時期はいろいろなところに掲げられていました。 -
個人的に気になるのが、このズィラート銀行。本店でしょうか。宮殿のような彫刻やタイルが施された建物。できるなら、中を見学してみたい…!
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ランプも美しい。ズィラート銀行は、どうやらあのミドハト・パシャが創設者のようです。wikiが見れないので、詳細は不明(調べる気力なし…)。
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アタテュルクの像がある広場まで来ました。路上のスィミット(ゴマ付きベーグル)は買ったことがないのですが、ここのは複数のご婦人が購入しているのを目撃したので、試しに買ってみました。
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広場で鳩に餌をやる子供たち。女の子の表情が豊かすぎて、しばし観察。
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後ろを振り向くとアタテュルクのイケメン肖像画が。
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こ、これは!高橋由佳里先生著「トルコで私も考えた」(私のバイブル)に出てくるスンネット(割礼)の衣装!この辺りから私のテンションがじわじわ上がり始めましす…。
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そろそろ市場がある辺りに来ました。
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パン屋さんもあちこちに。
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何だか、かわいいもの発見!くまさんがコーヒー豆を挽いています。
ウルス食料品市場 市場
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食料品市場の中!(もっといい写真が撮れたら良かったのですが)とても活気のある市場です。野菜・果物、肉、魚、香辛料等何でも揃いそうです。
ウルス食料品市場 市場
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魚屋さんも4,5軒ありますが、魚の種類は少ないです。おじさん達はとっても気さく。「これがマスで、これがサーモンで」と魚の種類を説明してくれて、最後に壁に飾ってある虎の絵をさして「これがアスラン(ライオン)!」というギャグ?を披露してくれたが、全然気づかない私。夫がかろうじて気づき、後で説明してくれました。
魚の調理は慣れてないので…、購入せず。ひやかしみたいになってしまってごめんなさい。ウルス食料品市場 市場
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そして、ここに、例の物が…。
アジア人の私を見るなり、「ソヤ!」と話しかけてくる店員。
え、ソヤ!アンカラに来てからずっと探し求めていたもの!
大豆です。ウルス食料品市場 市場
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店員に促されて中にはいると、「ソヤや~!」と感激で思わず関西弁に。トルコ語ではSoya Fasulyesiとの表記。1kgで7リラ(約210円)。日本でよく見る大豆と違って、黒い線が入っています。
迷わず1kg購入。アンカラで納豆が作りたい!と意気込んでから約3週間、やっと出会えました。仕上がりがが楽しみです(まだ作ってません…)。店員さんは、こういったアジア人に慣れているご様子で、名刺もくれました。ウルス食料品市場 市場
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(注:8/1に再訪したときの写真)
市場には、この時期、スイカ、メロン、チェリー、杏など様々な果物が売っています。8月1日に再訪したときには、イチジクが増えていたので、そろそろシーズンなのかなと。中東のイチジクは、小ぶりで、甘くて、とってもミルキー。迷わず1kg購入で、5リラ(約150円)。ウルス食料品市場 市場
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他にも、レモン1kg、ナス1kg、ブロッコリー1kgお買い上げ。ブロッコリーは、7月にアンカラに来て以来スーパーで見かけたことがなかったのですが、この市場に来ると少量ですが扱っています。
外国人の私を見ると、もれなく「ブロッコリー」と言ってきます。おじさん達も慣れているんですね。
市場で買い物をすると、おまけの野菜を入れてくれるのが嬉しいところ~ウルス食料品市場 市場
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さて、市場の外に出ると、あれは噂に聞く「ココレッチ(羊の腸の炙り焼き)」ではないか!実は初めてぐるぐる巻きのココレッチに遭遇。
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お兄さんがココレッチを細かく刻んでいます。
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ここで、ココレッチを注文するのかと思いきや(お兄さんごめんなさい)、同じお店の別のものに目が釘付けに…!もしや、このお店、サバサンドが食べられるのでは…!よく見ると繁盛店です。
イワシのフライや、マス、サバといった焼き魚を調理しています。 -
夫にPalamut(google翻訳だとカツオと出てきますが、サバの味)のサンドイッチを注文してもらいました。1つ6リラ(180円)。
中に、玉ねぎのスライスとルッコラが入ってます。レモンを絞って、がぶり。うまーい!!
このサバ、びっくりするくらい美味しかったです。日本のサバと同じくらい脂がのっています。内陸のアンカラでこんなに美味しいサバサンドに出会えるなんて。アンカラに来て良かった!と思えた瞬間です。 -
実は、あの味が忘れられず、8/1に一人でサバサンドを食べに再訪した私。
この日のサバは小ぶりで、前回ほど脂がのっていませんでしたが、かわりに玉ねぎとパプリカがたくさん入っていて、相変わらず美味! -
ちなみにメニューはこんな感じです。
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8/1に再訪した際には、夕ご飯用にお持ち帰りしました。これで12リラ(約360円)。家に帰って、ご飯を炊いて、お味噌汁を用意して、焼きサバ定食にしました。
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ちなみに、ウルスには他にも歴史的な建物があります。
これは、Republic Museum(共和国博物館)。 -
その向かいに、アンカラパレスという建物があります。HPを見ると、客室や宴会場の写真が出てきました。
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帰りは、ウルス駅に向かう途中に、ゲンチリッキ公園の中を通りました。緑が多くて、市民の憩いの場といった感じ。
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遊具もレトロでかわいい。
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ウルスの後は、メトロで4駅先のイェニハマッレ駅まで移動して、ロープウェイに乗ってみました。ロープウェイの区間はなんと無料でした。
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このロープウェイから眺めるアンカラの街並みは素晴らしかったのですが、あくまで市民の足なので、最後の駅に見晴台があるわけではありません。むしろ、中腹の駅の方が高さがあって、眺めが良いです。途中で折り返しても良いかもしれません。
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建物の真上を行くので、結構スリリングです。モスクも真上から眺めることができました。
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途中ちょっとむむむ…!?な出来事がありました。長居せずに帰りましょう。アンカラなのに、行楽地に来た気分を味わえるロープウェイ、楽しかったです。
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☆最後におまけ情報(2017年7月現在)☆
アンカラでメトロやバスに乗るときは、アンカラカードというICカードを購入すると便利です。
メトロ各駅の切符売り場で、5.5リラで空のカードを購入できます。チャージも窓口でできます。ICカードを使うと1回2.5リラで乗車できてちょっとお得。メトロの改札やバスの入り口でピッとかざすと残高を確認できます。
バスはアンカラカードがまだ非対応の路線が多いです(114番など)。その場合は、現金で2.75リラ払います(お釣りでます)。例えば、304番はアンカラカードに対応しており、来た当初カードを持っていなかった私は乗車拒否されました笑。
いろいろと手探りですが、バスや地下鉄に乗ると行動範囲が広がって楽しくなります♪
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