7カ月振りのフィリピン訪問 ① ー 久しぶりの休暇を楽しむ

2017/06/22 - 2017/06/26

昨年11月に２年間の滞在を終えて帰国し、その後日本で生活していたが、７カ月ぶりにフィリピンを訪れた。今回は友人のお子さんの１歳の誕生日を祝う行事に参加することと２年間の滞在中にお世話になった方々に会うための１か月程の旅行であった。

フィリピンでは、子供が生まれると、生後1か月目の洗礼式、１歳、７歳、18歳の誕生日を大々的に祝うそうである。昨年７月の洗礼式には出席し、さらに今回の１歳の誕生日に参加することが出来た。子供の成長を祝うこのような儀式は日本の七五三のような祝い方と共通しているように思える。

今回、これまでお世話になった多くの方々に再会することが出来た。

行　程：

　往路　6月22日（木）羽田発 10:35　→ 香港国際空港着 14:00ｐｍ →　香港国際空港発 16:00ｐｍ → マニラ・ニイノ国際空港第3ターミナル19：10ｐｍ

　帰路　7月20日（木）マニラ・ニイノ・アキノ国際空港第３ターミナル発15：30ｐｍ → 香港国際空港着 16:05pm → 羽田着 22:20pm　(本来の到着予定時間は21：35pm）

エリア マニラ(フィリピン)

• 旅行の満足度: 4.5

今回の旅行では香港経由で行くことにした。時間はかかるが、運賃がやや安いので、このコースでマニラへ向かった。羽田から香港まで3時間強の飛行時間で、あっという間であった。

香港での待ち合わせ時間は２時間程なので、ショップをのぞいたり、ぶらぶらしたりしてさほど苦痛を感じることもなくスムーズな時間で香港を後にした。

待っている間に利用させていただいたのがこの「充電播座」（Charging Point)である。パソコンやスマホの充電に使うことが出来、大変便利である。

香港空港はアジアのハブ空港として大変広く、迷いやすいが、乗り換えは迷うことなくすぐ移動出来た。同じターミナルの上下に移動するだけなので、時間がかからず、大変便利である。

乗って２時間半ほどでマニラのニイノ・アキノ国際空港第３ターミナルに到着した。これまたあっという間である。

マニラには夜７時すぎに到着した。友人の出迎えで、彼の家のあるシソンに向かった。マニラから車で4~5時間はかかる。

友人のD.P氏と１歳の彼のお嬢さん。実は小生は彼女の God Fatherなのである。昨年彼女が生まれて１か月後に洗礼式があったが、その際の立会人になった。

母親とお嬢さん。おめかしをした彼女は大変かわいいらしい。この日は彼女が主人公である。

１歳の誕生日のためのパーティでの飾り付けは正に大掛かりなもであった。フィリピンでは大々的に祝うために、飾り付けから料理や会場準備までかなりの費用と時間が掛かったようである。

ピエロに扮した知人の親類の一人が誕生日の座を盛り上げていた。こういう場ではなくてはならない人物である。

ピエロが様々な趣向で子供たちを喜ばせ、ゲームをしたり、プレゼントをあげたりしていた。

男の子たちが顔にメークをさせられて、恥ずかしそうにしていた。

パーティの最後に、子供たちを対象にしたゲームが行われた。この日招かれた子供たちは親類の子供たちだけでなく、近所の子供たちもたくさん来ていた。天井につり下げられたキャンディーヤクッキーなどを友人が揺らすと上下に動き、子供たちは喜々として奪うようにしてそれらを取り合った。

パーテイが終わってから数日は友人の家で過ごした。彼の住んでいるところはごく普通の田舎の村で、周囲は田んぼや川があるようなところである。

洗濯をするのにこの板を使っている。

近所の子供たちが川で遊んでいる。

女の子が川で泳いだり、飛び込んだりして遊んでいた。しばらくして疲れたのか岩の上で寝転んで休んでいた。

ブタがエサを食べていると、そこへ犬がやって来た。犬はブタの食べているものを食べようとして近づいてきたが、何度も追い払われた。

村での生活の一端を見ることが出来た。村のところどころに電動井戸がある。近所の人は機械にカードを差し込んで、水を汲んでいる。お金を払って使用するのだろう。

井戸のあるところもあり、必ずしも各戸にあるわけではないようである。皆共同で使っている。

どこででもきれいな花が咲いている。

この花は何だろうか。白い花びらが見えるが、花が終わると、小さな実がなっている。

村の子供たちは屈託がない。言葉はほとんど通じないが、それでもコミュニケーションは可能だ。額の上に3つの丸い輪を乗せてぐるぐる回している。

村の中を牛を連れた農夫がやって来た。

83歳のご婦人がいた。もしかして、村で一番の高齢者かもしれない。

村の中を歩いていると、トライスクルに日用品を満載の販売車がやって来た。

シソンには1週間ほどの滞在であったが、都会の生活とは全然異なる田舎での生活であったので、困ることも不便なこともたくさんあった。しかし、都会の人とは全く違う人々の親切さややさしさを感じ、大いに感じることがたくさんあった。

この旅行記へのコメント （4）

• まむーとさん 2017/08/02 16:45:42

  子どもの成長を祝う行事

  tamegaiさん、こんにちは！
  
  tamegaiさんの旅行記は勉強になります。
  勉強というかおもしろいです。
  旅行では絶対に分からない今回の旅行記のような行事を見せてもらってありがとうございます。
  そして、こんな風に祝ってもらえる子どもさんは幸せですね。
  

  Weiwojingさん からの返信 2017/08/04 08:58:22

  RE: 子どもの成長を祝う行事

  
  まむーとさん、おはようございます。
  
  私のフィリピン旅行記にコメントをいただき、ありがとうございます。
  
  今回は友人の１歳になったお子さんの誕生日のお祝いに来ませんかとのお誘いを受け、出かけてみました。１歳の誕生日を大々的にお祝いするそうで、日本の七五三と同じだと思いました。このように祝ってもらえる子供さんは幸せですね。
  
  確かに普通の旅行ではこのような体験はできないことです。日々の生活の様子や人と人の交わりなど、観光旅行では体験できないことに関心があります。少しでもお役に立っようなことがあればうれしいです。
  
  昨日セブ・マクタン島での旅行記記を拝見しました。ビジネスクラスを使うなんて豪勢ですね。短期の旅行も関わらず、何かといろいろなことを体験したようですね。再度詳しく見させていただきます。
  
  ありがとうございます。
  
  Tamegai

• AKOさん 2017/08/02 08:57:58

  お久しぶりです！

  相変わらず、お元気そうで良いですね。
  第２の故郷へご帰還ですか？　　羨ましいです！
  沢山のお友達に会い、儀式にも参列され、本当に有意義なひと時を過ごされましたね！
  貴殿の寄稿を拝聴していますと、又、渡比したくなってきました。
  いつも、楽しい旅行記ありがとうございます。
  　　　　　　　　　　　　　　西　　川

  Weiwojingさん からの返信 2017/08/03 07:09:36

  RE: お久しぶりです！

  西川さん、お久しぶりです。
  
  はい、７か月ぶりにフィリピンへ行ってきました。なっかしく、親しくしていた方々にお会いし、大変うれしく思いました。
  
  一年に一度は行くことを約束してきました。しかし、次回はいつ行こうかと思案しているところで、確定はまだ未定です。これからは今まで行かなった所を訪ねてみたいと考えています。今回はマ二ラらから南に300ｋｍ位のナガというところやその周辺を訪ねてきました。いずれ旅行記を作りますので、ご覧いただければと思います。
  
  西川さんは今年は行かれましたか。フイィピンに行くとほっとさせられますね。
  
  いつもご覧いただき、ありがとうございました。
  
  Tamegai