2017/06/29 - 2017/06/29
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kasakayu6149さん
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ダムカード、近年人気のダムについての情報が記載されているカードです。
昨年、関東道の駅スタンプラリーを行っていた際に、何箇所かダムに立ち寄る機会があったのですが、ダムカードはあえて貰わないようにしていました。
しかし先月に神奈川県の宮ヶ瀬ダムを訪れた際、ついに禁断の?ダムカードを手に入れてしまいました。
収集しだすと大変な事になるのは分かってはいたのですが、まあスタンプラリーと違って期限も無いし、のんびりと始めて見ますか・・・(笑)
という訳でダムカード収集の旅のスタートです
前回の初収集が神奈川県だったので、まずは神奈川県制覇を目指し、今回の第2回も神奈川方面のダムを巡ります
天候もまずまずでドライブを満喫しながら、順調にダム巡りして、1日で5つのダムを訪問をしました。
相変わらず、あちこち立ち寄りながらの旅なので、
今回も前編・中編・後編に分けてお届けします
中編は「道志ダム」「相模ダム」です
「神奈川県」ダムカード収集の旅
対象ダム・・・・10
中編訪問数・・・ 2(20.0%)
累計訪問数・・・ 5(50.0%)
未訪問数・・・・ 5(50.0%)
※つたない文章&写真ではありますが、是非最後までお付き合いください
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
PR
-
前編にて
神奈川県茅ヶ崎方面唯一のダムカード対象ダム「寒川取水堰」を訪問し、カード配布場所である神奈川県水道記念館を経て圏央道厚木PAでB級グランプリ協賛店で早めの昼食を頂きました。
※前編の様子はこちら
http://4travel.jp/travelogue/11256989
中編は神奈川県相模原方面を訪れ、まず「道志ダム」を目指します
※写真は前編の最終地「圏央道 厚木PA(外回り)」厚木パーキングエリア (外回り) 道の駅
-
厚木PA(外回り)を後にして
相模原ICで圏央道を降ります -
新緑の中、気持ち良いドライブを満喫しながら道志ダムにやって来ました
「圏央道相模原IC」から「道志ダム」は主に国道413号で21km程の距離
ダム付近は駐車スペースが無いので、少し手前の開けた所に停めさせてもらいました
混雑する場合は休暇村の駐車場がお勧めでしょうか -
道志ダムです
歴史を感じさせる古びた作り
天端(ダムの上端)には県道が走っています -
歴史を感じる筈です
昭和30年竣工だそうです
重力式コンクリートダム
高さ 32.8m
全長 74.0m
ローラーゲート 5門 -
道志ダムの案内です
神奈川県の貴重な水源地だったので昔から飲用・発電用として有効利用されてきたようです。
地形の都合からか大きなダムを作れなかったせいか、斬新な方法で貴重な水を有効利用しています
・道志ダムの水で発電した水を直下に流すと、下流には津久井湖しかないので、
相模湖上流の秋山川に放流するように導水路を作る
・全てを秋山川に流すと道志川下流が枯渇するので、導水路の途中から
道志川に戻す経路の作成
・宮ヶ瀬ダムが竣工してからは道志導水路で宮ヶ瀬ダムにも導水し、
発電後は必要量を新津久井導水路で道志川に戻す
こうして、「道志ダム」「相模ダム」「城山ダム」「宮ヶ瀬ダム」は一元管理されています。
道志川を流れてきた水は
(1)奥相模湖→→→→→→津久井湖
(2)奥相模湖→相模湖→→津久井湖
(3)奥相模湖→宮ヶ瀬湖→津久井湖
(4) 奥相模湖→宮ヶ瀬湖→中津川
と4つものルート選択がある事になります -
ダムカードに関する案内もありました
道志ダムは無人管理なのでダムカードは津久井湖畔にある相模水系ダム管理事務所か津久井湖記念館で貰う事が出来ます
訪問した証拠に自撮り写真等が必要です
詳しくは神奈川企業庁のHPで
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f8018/p71236.html -
道志ダムによって出来たダム湖です
相模湖の奥にあるので奥相模湖と言います
でも観光地で有名な相模湖と比べると超々マイナーな湖ですね奥相模湖 自然・景勝地
-
ダム湖の水を堰き止めるロッカービーム式ローラーゲート
こちらも昭和30年製
よく見ると
距離表示のメートルが「米」だったり
重さ表示のトンが「瓲」(瓦へんに屯)だったり、歴史を感じます -
道志ダムより下流方向を望む
高さが32.8mなのであまり高くはないですが、レトロ感もあって中々の迫力 -
ダム直下の流域保全用水は、小さな発電所を経由して放流されています
なので、この写真の左側のコンクリートが濡れているのはダムゲートからの漏水という事みたいです
2つ上のゲートの写真を見ると分かりますが確かにゲートの隙間から少し漏れています
(まあこのくらいはご愛敬なのでしょうが(笑)) -
折角なのでダム周辺を少々散策してみます
県道を相模湖方面に少し進んでみます
森の中にある道志ダム、中々良い感じ -
レトロ感もあるせいか自然によく溶け込んでいます
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青根キャンプ場方面(河原)に降りる歩行者専用道があったので河原に下って見ました
途中ダムの放流時の警告看板がありました
道志ダムでは無く、東京の小河内ダムでですが、幼少の頃緊急放流を眼にする機会がありました(勿論安全な高台から)
サイレンの後、少し前まであった河原がみるみる水没し、茶色い濁流に飲み込まれていく様は、恐ろしい物がありました
めったにないのでしょうが、いざと言うときは必ず指示に従いましょうね -
青根キャンプ場にやって来ました
2011年以来6年ぶりです
広くて良いキャンプ場でしたがダム直下なので、やや砂っぽかったと記憶しています
当時の旅行記はこちら
http://4travel.jp/travelogue/11019083緑の休暇村 青根キャンプ場 キャンプ場
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青根キャンプ場の受付&売店です
山間部のキャンプ場ですが河原にあるので解放感は高いキャンプ場です緑の休暇村 青根キャンプ場 キャンプ場
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キャンプ場から河原を少し登ると
道志ダム直下に出ます
オタクっぽい発言ですみません
うーん、このダム良い!
特にここからの眺めは最高!
鬱蒼とした森・・・
適度に劣化したコンクリート躯体・・・
昔ながらの鉄製ゲート・・・
上手く言えませんが良い♪
但し勝手な意見ですが平穏時の場合です
集中豪雨の後などは、たとえ警報が発令前でも恐ろしくて近寄れません(笑) -
という訳で、柄では無いですがダムカードのため自撮り写真が必要なので、ここで撮影
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上空をのんびりとトンビ(たぶん)が飛んでいます
道志ダムに着いてから、既に小一時間、人には誰にも会わないのんびりとした時間が流れます -
といっても、それは平日の話、すぐ傍には「青根緑の休暇村」のキャンプ場もあり、きっと休日には賑わうのだと思います
緑の休暇村 青根キャンプ場 キャンプ場
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キャンプ場横には日帰り温泉「いやしの湯」もあります
前回訪問日は機械故障で長期休業中でしたが、それも昔の話・・・
駐車台数を見る限り平日にしては結構賑わっている様子いやしの湯 温泉
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7月2日には、ここをスタート&ゴールで北丹沢12時間山岳耐久レースが開催されるようです。
地域の一大イベントの様であちこちに幟がありました -
道志ダムを後にして、次の目的地相模ダムを目指すべく
相模湖にやって来ました
車は「県立相模湖公園」に停める事とします。
平日は無料でした。
「道志ダム」から「県立相模湖公園」は県道&国道20号で15km程の距離県立相模湖公園 公園・植物園
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県立相模公園は相模湖畔にあります。
芝生広場があり地下が駐車場になっています。
すぐ近くに遊覧船やボート乗り場もあるので休日の駐車場はきっと大混雑だと思います。
今日は平日なので駐車場は3割くらいの入り、しかも平日は駐車料金無料でした県立相模湖公園 公園・植物園
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近々七夕祭りが開催されるようで綺麗な飾りつけがありました
県立相模湖公園 公園・植物園
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相模湖公園から眺めた相模湖です
神奈川県の湖としては箱根の芦ノ湖の次に有名な湖です
遊覧船・手漕ぎボート・釣り
様々な楽しみ方があります。
実は人造湖だという事はあまり知られていないかも知れません相模湖 自然・景勝地
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県立相模湖公園から相模湖大橋を目指すと、程なくして相模ダムが見えてきます
相模ダム 名所・史跡
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相模大橋から望んだ相模ダム
大きな相模湖を形成しているダムにしてはやや小ぶりな印象です相模ダム 名所・史跡
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ところで、近年ダム湖の水質保全のために、様々な取り組みがなされています
自然湖とは成り立ちが違うので水質保全にも人の手が必要という事でしょうか
相模湖の場合は空気揚筒という設備で湖の水を撹拌しアオコの発生を防いでいるそうです相模ダム 名所・史跡
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いよいよダムに近づきます
確か天端は遊歩道になっている筈・・・
相模ダム
1947年(昭和22年)竣工の重力式コンクリートダム
高さ 58.4m
全長 196.0m
ローラーゲート 5門
スルースゲート 1門相模ダム 名所・史跡
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ありゃりゃ、残念ながら改修工事中で天端は立ち入り禁止でした
相模ダム 名所・史跡
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相模ダムも古いダムなので、定期的な改修が必要不可欠なのでしょう
相模ダム 名所・史跡
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相模湖の
県立相模湖公園と相模ダムとの位置関係はこんな感じです相模ダム 名所・史跡
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相模ダムの全景です
新緑が美しいです
但し全景を撮るには落葉した冬が良いかも知れません(笑)相模ダム 名所・史跡
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相模ダムのダムカード配布場所は相模湖交流センターです
相模湖記念館 美術館・博物館
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相模湖を作った事による、いわゆる地元への還元施設ですね
ホール等も併設していました
相模湖の歴史の割に建物が新しいので近年立て直されたのでしょうか
とても綺麗な建物でした相模湖記念館 美術館・博物館
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「神奈川県」ダムカード収集の旅
全10ダム中第4号(本日の第2号)は
・相模ダム
右上の目的記号は「WIP」
□ F:洪水調節
□ N:流水の正常な機能の維持
□ A:かんがい用水
■ W:水道用水
■ I:工業用水
■ P:発電
右下のダム形式は「MB」
■ G :重力式コンクリートダム
□ HG:中空重力式コンクリートダム
□ A :アーチ式コンクリートダム
□ GA:重力式アーチダム
□ E :アースダム
□ R :ロックフィルダム
□ MB:可動堰
なので
相模ダムは「水道用水・工業用水・発電」目的の「重力式コンクリートダム」という事になります -
県立相模湖公園に戻って来ました
さて、この後は相模川沿いに津久井湖を目指し
「本沢ダム」「城山ダム」を目指しますが、
長くなってきたので、「後編」に続きます
※つたない文章&写真に最後までお付き合い頂きましてありがとうございました
引き続き「後編」もご覧頂くと幸いです県立相模湖公園 公園・植物園
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旅行記グループ 2017年6月:ダムカード収集の旅(その2) 神奈川編
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