箱根ラリック美術館へ

2017/06/09 - 2017/06/09

今日は、箱根でラリック美術館、ポーラ美術館など初めて行く美術館を楽しみました。晴天で遠くに大涌谷の硫黄の煙を見ながら新緑の箱根を満喫した1日でした。今年は、梅雨入りしたのに、晴天の日が今のところ続いていて嬉しい限りです。もうすぐ雨続きの毎日になりそうですね。

エリア 仙石原(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.5

エントランスを入ると、緑一杯の庭園が続いています。

お天気が良くて本当に良かったです。

正面奥に見えるのが、美術館です。

美術館エントランス

ラリックガラス工芸展示は、一切撮影禁止は当たり前ですので、ガラス越しに外の景色を見ています。ラリックの室内装飾、ランプなどが特に好きなので、館内に展示してある「雀」、装飾パネル「バラとケシ」、「花束」、シャンデリア「狩り」、ランプ「蝶」、豆ランプ「平油壺蕾型ランプ」、「パキャン邸ダイニングルームの噴水」浴室の壁面のガラスパネルなど素晴らしい作品をゆっくりと見て歩きました。各展示室の天井にある照明器具を見上げていたので、首が痛くなりました...

オリエンタル急行の車両が展示してあるので、エントランスのあるレストラン棟へ戻ります。

庭園には散策路があります。

いよいよオリエンタル急行車両へ
Nostalgie Istanbul Orient Express は、パリからニースまでの１４時間を走っていた「コート・ダジュール号」1929年製です。

１等車両です。

Zurich - Paris Gare de Lyon - Berlin - Warsovie - Brest - Livstock - Moscou - Novosibirsk - Irkutsk - Zabeutel - Manzbouli - Harbin - Beijing - H.K. - Tokyo - Sapporo - Osaka - Kobe

車両入り口には、恐らく車掌さんの名札を入れたのでしょうか。

入り口すぐの窓もラリックのデザイン。

洗面所ランプのデザインも。

廊下のランプも。

食堂車のテーブル、椅子も当時のまま。１車両に２８席あります。大小156枚のガラスパネルが貼ってあるそうですよ。

テーブルのこのランプも。

座席横のボタンはボーイさんを呼ぶためのもの。

座りやすそう。

窓の日除け

こういうガラスも素敵です。

ここは特別室で、入れませんので、ガラス越しに。

室内の壁にもガラスが嵌め込んであります。夜になると、照明で綺麗でしょうね。

室内のランプもここは少し変わっています。

少し見にくいのですが、壁の装飾パネル「花束」は、ラリックの娘・スザンヌ・ラリックの作品です。花は鏡面加工が施されています。

廊下上には、トイレ用の水道管があります。

こちらは、冬の暖房用の配管があります。

Polyphon製