2017　晴天に恵まれたGWの道南～道央FLY＆DRIVE　～5日目-1：高倉健さんの映画『鉄道員（ぽっぽや）』のロケセットが残る幾寅駅

2017/04/29 - 2017/05/05

5日目は占冠や富良野を経由して美瑛までの山間部移動。

最初に向かったのは２０１４年に死去した映画俳優・高倉健さん（享年８３）の主演作『鉄道員（ぽっぽや）』のロケ地となった幾寅（いくとら）駅。
映画では幌舞（ほろまい）駅で登場し、現在でも駅前にはロケセットが保存され続けている場所です。

JR幾寅駅は1902年12月に開業した歴史ある駅ですが、2003年4月以来無人駅で、駅前も閑散としていて訪れる人は少ないです。
ＪＲ北海道が根室線富良野～新得間８１・７ｋｍについて乗客減を理由に単独維持が困難な路線と発表して、路線を廃止し、バスに転換する意向を伝えていて現在存続の危機に直面しています。

■5/03（水）のコース
静内⇒JR幾寅駅（幌舞駅）⇒青い池⇒美瑛町丘観光（民宿クレス宿泊）

■旅行記：2017　晴天に恵まれたGWの道南～道央FLY＆DRIVE

1日目-1：出発～余市観光
http://4travel.jp/travelogue/11242187
1日目-2：いわない温泉ホテルグリーンパークいわない
http://4travel.jp/travelogue/11242454

2日目-1：ちょうど満開の五稜郭の桜
http://4travel.jp/travelogue/11244076
2日目-2：函館市街のレトロな建物たち
http://4travel.jp/travelogue/11244954
2日目-3 湯の川温泉　湯の川プリンスホテル渚亭
http://4travel.jp/travelogue/11247575

3日目-1：予想より小さかった(^▽^;)森のいかめし
http://4travel.jp/travelogue/11248636
3日目-2：目の前は海のJR室蘭線北舟岡駅
http://4travel.jp/travelogue/11248723
3日目-3：3度目の正直で地球の丸さを感じた地球岬
http://4travel.jp/travelogue/11248946
3日目-4 太平洋と草原が見渡せる虎杖浜温泉いずみ
http://4travel.jp/travelogue/11249006

4日目-1：サラブレット銀座とまだ早かった残念な二十軒道路の桜並木
http://4travel.jp/travelogue/11250200
4日目-2 露天風呂から太平洋と草原が見渡せる新冠温泉ホテルヒルズ
http://4travel.jp/travelogue/11251317

5日目-2：ファンタスティックエメラルドブルー☆゜｡･:･｡､･:彡に感動した美瑛白金の青い池
http://4travel.jp/travelogue/11252938
5日目-3：超絶景！CMの景色のオンパレード、快晴に映える丘のまち美瑛
http://4travel.jp/travelogue/11253339
5日目-4：今回の旅行で唯一の民宿クレスは真新しいきれいな宿でした
http://4travel.jp/travelogue/11253414

6日目-1:1日1本朝が終電(@_@)のJR新十津川駅
http://4travel.jp/travelogue/11253517
6日目-2:ドラマ 『 すずらん 』 ロケ地となった明日萌（恵比島）駅と普通列車が通過する(^▽^;)秘境駅の真布駅
http://4travel.jp/travelogue/11254910
6日目-3：北海道の鉄道の歴史を感じながら小樽まで…
http://4travel.jp/travelogue/11254974
6日目-4：最上階特別室！？ってスイート？って期待したが違ってた(笑) ホテルモントレエーデルホフ札幌
http://4travel.jp/travelogue/11255346

7日目(最終日）:あっという間の1週間、Goodbye Future Hokkaido (^.^)/~~~
http://4travel.jp/travelogue/11255498

エリア トマム・占冠(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 5.0

• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

同駅舎は撮影のため1998年11月から改修工事が行われ、周辺にロケセット(だるま屋、床屋、雑貨店)を建設。
ロケは1999年1月17日にスタートし、極寒の1月に撮影が行われたそうです。

幾寅駅 駅

この駅前の建物が右端の幾寅駅を除いて全てセットです。

こちらは駅から見た駅前の住宅街。

1999年6月公開の映画では、廃線寸前のローカル石炭輸送線幌舞線の終着駅が幌舞駅という設定でしたが、実際の幾寅駅は途中駅です。

どうみても映画の設定の幌舞がドーンと前面に出てます(笑)

幾寅は申し訳ない程度の脇役の小ささ…(笑)

色褪せたポスター。

https://www.youtube.com/watch?v=GnsOlGgqCYQ&t=85s

ホームに出てみます。

現在、災害の影響で不通となっているそうでこのまま敗戦の危機に直面しています。

映画のシーンでも登場する階段。

階段を上がってホームという構造があまり無いそうで映画のロケ地として選ばれたのはそういったホーム構造も一因だったとか…

映画では、こんなアングルだったような…

駅舎の前には『ひらた理容店』や『だるま食堂』『井口商店』が残っています。

ホームの手前には、使用禁止の便所も…
2005年にキハ40形車両が駅前に置かれました。

列車がこなくなった線路は錆び付いて寂しいもんです。

不通なんで線路に立ってのこんな撮影も…

普通なら見られないレトロな腕木信号機が設置されてます。

これもセットのようです。

絵になりますね。

駅舎をのぞいてみます。

ようこそ幌舞駅への看板は比較的新しそうな雰囲気。

その後ろには幾寅駅の看板も…

待合室です。

映画の思い出が心に染みます。

5/3来場の足跡も残しておこう(^^ゞ

やってこない列車の運賃表。

この木は高倉健さんや小林稔侍さんが植えた記念植樹です。

植えた時は小さな木だったらしいですが年月の経過で大きくなってます。

これが使用禁止の便所。

間違えて入りそうになりました(^^ゞ

2005年に置かれたキハ40形車両。

JR北海道から譲り受けた車体の一部です。

車体を切断して2005年10月以降、駅前に置かれたそうです。

窓をバス窓に、前面を平窓に、前照灯を中央上部1灯式に改造してあります。
映画公開時期には鉄道員(ぽっぽや)号として運行したこともある車両です。

ヘッドマークも鉄道員ですね。

車内にも入れます。

出演者のサイン色紙が展示されています。

ロケセットを見てみます。

だるま食堂。

ロケセットとは言いながらもメンテナンスされ、保存されています。

この石積みの倉庫はたぶんロケセットとは無関係かと…

ひらた理容店。

建物裏には映画祭での受賞を祝う看板も…

これはホントは前面にバーンと出してほしいですね。

エゾカツカレーの昇りが気になりました(笑)

駅前のバス停、バスは1日3本。

これは現役かな？

待合室の中のロケ記念展示コーナーが8時半にOPENとなりました。

普段は施錠されていて役場の人が鍵を開けにきます。

高倉健さんの生前のスナップや花束が置かれた机。

幌舞駅の改札ですね。

もう15年も経ってるんですね。

サインコーナーです。

黄ばんだ色紙が月日の経過を物語ってます。

こんなもんもありました。

運賃表も黒板で残ってました。

時刻表も…

映画で健さんが着用した衣装も展示されてます。

ロケセット見学はここで終わり。

このまま保存継続してもらいたい遺構でした。

ロケセットの隣にある南富良野まちづくり観光協会ものぞいてみます。

ここも鉄道員一色の展示でした。

そんな場所で販売していたのはそのまま食べられるバタじゃが。

http://www.kamikawa.pref.hokkaido.lg.jp/ss/srk/020_batajyaga.htm

これが皮ごと食べられて結構うまうまでした(*^▽^*)

アマゾンや楽天でも扱っていて、帰宅後ネット注文してしまいました。

映画の幌舞駅を後にして出発。

交通量も殆ど無い直線道路なんで100ｋｍ近いスピードで爽快ドライブ(^▽^;)

占冠を通過して次は美瑛青い池へ向かいます。