ひきこもりが楽しい宿へお泊り

2017/04/01 - 2017/04/02

相変わらずの、のんびりが目的の夫婦旅。
今回は自宅から３時間以内で、宿泊先の客室だけでのんびりできる宿の開拓をしに那須へ。
前から気になっていた古民家風のお食事処でのランチと、こじんまりとしたペンション風のプチホテル？を楽しんできました。
客室に温泉露天風呂もあり、お食事も客室で、それでいてリーズナブルな宿泊先を探している人にはおススメだと思います。お料理もおいしかったし、スタッフも良くて、のんびりを満喫できました。

エリア 那須(栃木)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

川口市の我が家から、東北自動車道で２時間半。
夫婦でまっすぐ那須へ。

今まで何度も那須へ観光にきていて、気になってはいたけど行ったことのないお食事処「茶屋　卯三郎」でランチがしたくて、真っ先に駆けつけてみた。笑

お昼を過ぎてしまったけれど、駐車場はまだ少しだけ空きがあり、少しほっとした。
写真のような小さな引き戸をくぐると、先着のお客さん方がたくさん待っていた。

名前を書いて覚悟を決めて待ったけれど、思ったより早く呼ばれて無事、お席へ。

茶屋 卯三郎 グルメ・レストラン

頂いたのは「ぽこぺん膳」。ぽこぺんってなんだろう？
けんちんうどん、季節のおこわ、煮物、胡麻豆腐、香の物、あんころ餅、くずもちがついている最強のセット。

私はすいとんが食べたかったので、けんちんうどんをすいとんに変えてもらった。
すいとんって、苦手な人がいるっていうけど、私は大好き。
那須では、すいとんを名物にしようという動きがあるみたい？

ランチはどちらかというと軽めが好きだけれど、ものすごくおなかいっぱいになってしまった…。
でもすごく美味しかったから満足。

茶屋 卯三郎 グルメ・レストラン

ランチのあと、チェックインをするのは早かったので、ちょっとそこらをぶらぶらドライブ。
天気もあまりよくなかったし、那須は毎年のように言っているので、他に観光する気もなく。

そういえば自転車のレース、ツール・ド・とちぎの真っ最中だったらしくて、道路の封鎖とかがあった！
出られた皆さまお疲れさまでした。

那須に行くと必ず寄る「NASUのラスク屋さん」に行って、「こげパンだ」を買ったりしながら、チェックイン少し前に今日のお宿へ。

今回お世話になったのは、ペンションが立ち並ぶ中にある「アクアスイート」。
ペンションなのかプチホテルなのか？
といっても、ペンションとプチホテルの区別はいったいどこでつけるのかがよくわからないけれど、雰囲気としてプチホテルといった感じのところだった。

チェックイン10分前くらいに行ってみると、快くお部屋に通して頂けた。感謝！

アクアスイート 宿・ホテル

優しそうなスタッフの方に案内されて、お部屋へ。
お部屋に行きつくまでの廊下に、なんとトリックアートが！

トリックアート美術館も楽しいけれど、普通のお宿でこういうのが見られるって面白い！

アクアスイート 宿・ホテル

廊下にはドリンクバーがあって、有料が基本らしいけれど、私たちが宿泊した時はサービスにしてくれた。
どういった基準でサービスになるのかわからなけれど、こういうちょっとしたところって、嬉しい。

因みにホットコーヒーはドリンクバーにはなく、残念。
アイスコーヒーはありだった気が。
朝はホットコーヒーがあった。

アクアスイート 宿・ホテル

今回、アサインされたお部屋のドアには、猫が。
もちろんトリックアート。

おそらくカメラの角度を変えると、本当にドアから出てきた風に撮れるんだろうな。

アクアスイート 宿・ホテル

さて、お部屋のドアを開けると、浴衣や湯めぐり籠などが入った大きな収納ボックスと、冷蔵庫が。

冷蔵庫の上にポットとグラス類。
冷蔵庫の中にサービスのお水。

アクアスイート 宿・ホテル

お部屋の入り口から、お部屋を見ると、まず廊下側の小窓にそって、テーブルが。

きちんとテーブルセッティングされていて、雰囲気良さそう。

アクアスイート 宿・ホテル

お部屋は真ん中にダブルベッド。大きさはおそらく幅160くらいかと。
奥に一段高くなっているフローリングのフロアになっていて、床暖房のそこにソファーとテーブル。

ちなみにソファーと書いたけど、ベンチにクッションといった感じ。
写真のベッドの手前に、先ほどのテーブルのスペースがある。
思ったより狭いけれど、二人には十分な広さ。

天井も高く、天窓もあり。
天窓のカーテンは自動で夫婦で「おおーっ」と言って楽しめた。

アクアスイート 宿・ホテル

ソファーに座って前をみると、テレビとスピーカーなどが。
窓の外にテラスがあり、そこに露天風呂。

アクアスイート 宿・ホテル

洗面スペースは、お部屋のドアを開けたところ。
この、洗面スペースと、トイレ、脱衣所が一緒なのがイマイチといえばイマイチだけれど、ドアに鍵もついているので、夫婦には不便なし。

アクアスイート 宿・ホテル

洗面スペースの隣にあるトイレは、少し昔風のウォッシュレット。
でも使用するのに何の問題はない。
きれいに掃除されているので気持ちがいい。

アクアスイート 宿・ホテル

洗面スペースのところにあるドアを開けるとバスルーム。
ここのお部屋は温泉露天風呂もついているのに、バスルームも立派。

何せこのバスルームにはミストサウナとジャグジーがついているのだ！
普通のサウナも好きだけれど、それより岩盤浴とかミストサウナが好きなので、すごく嬉しかった。

見た目だけは、普通の家庭のお風呂なので、それが残念といえば残念…。

アクアスイート 宿・ホテル

お楽しみの夕食は、部屋に運ばれてくる。
それも、スタッフは部屋のドアを開けない。
先ほどのテーブルの写真に写っていた、廊下側の小窓からサーブしてくれるのだ。

これが面白い。
事前にお食事の連絡が入り、こちらがその小窓のカギを開けて待っていると、外側からノックしてサーブしてくれるのだ。

夕食の最初は前菜から。
前菜というと、少しずつ…というイメージだが、こちらは一品一品が少しという量ではなくて、しっかり食べ応えがある。

アクアスイート 宿・ホテル

夕食に合わせて、グラスワインを頼んだ。
すごく良心的な値段でびっくり。
飲めるならボトルで頼んでも問題なし。

アクアスイート 宿・ホテル

サラダ。
普通のサラダも好きだけれど、この野菜がとにかくおいしい。
「だいだいのドレッシング」も初めて食べたけれど、すごく気にいった。

アクアスイート 宿・ホテル

スープカレー。
こういうところでスープカレーって珍しい。
野菜がゴロゴロ入っていて、これもおいしかった。

アクアスイート 宿・ホテル

これはスープカレーの味変用のチーズ。
ナチュラルチーズがたっぷり。
那須だからこその食材なんだろうな～。

アクアスイート 宿・ホテル

鯛と帆立のマリネ。
こういった料理は少しの量の物が多いけど、これはたっぷりの量で、嬉しい驚きだった。

アクアスイート 宿・ホテル

そして那須牛！
しっかりした赤身のお肉だったけれど、ちゃんとおいしかった。
自分で好みに焼いて頂く形だった。

お肉やお野菜をこれで焼いて食べる。
煙もでないし、何より自分好みに焼くのが、結構楽しかった。
一人ずつ、これを置いてくれる。

アクアスイート 宿・ホテル

ごはんが、これまたおいしくて！
地元のコシヒカリだそう。

アクアスイート 宿・ホテル

デザートはチーズケーキとヨーグルトのアイス。
アイスがカップで蓋つきで出てきたのがヒット！
何故なら、おなかいっぱいなら蓋をして、冷凍庫に入れておいて後で食べることもできるから。

普通のビジネスホテルにあるような小さな冷蔵庫じゃなくて、ちゃんと部屋に冷凍冷蔵庫があるからこんなことも出来るんだろうな。

それにしてもお客のためによく考えられている！と感心しきりのお食事だった。

アクアスイート 宿・ホテル

夕食の最後はコーヒー。
ごちそうさまでした。

アクアスイート 宿・ホテル

朝食も、手抜き感がなくて、とってもおいしかった。

最初に運ばれてきたのがこれ。

アクアスイート 宿・ホテル

パンはデニッシュパンと白パンとソフトフランス。
温かくして持ってきてくれた

アクアスイート 宿・ホテル

メインは目玉焼きと大きなソーセージ！
目玉焼きが好きで、よくホテルの朝食に頂くのだけれど、ここの目玉焼きもおいしかった。

それ以上にソーセージが美味。

アクアスイート 宿・ホテル

朝は、コーヒー飲み放題。
ドリンクバーのところにある。

アクアスイート 宿・ホテル

朝食に添えられていたプリント。
こういうのって珍しい。

でも、これを見ると朝食もそれぞれよく考えられていたり、
那須の名店の食材が使われていたりすることが分かる。
イラストも可愛くて、なんだかほのぼの。

食事が特においしい宿だな～と感心したけれど、それだけでなく温泉露天やドリンクバーや、実は外にも自由に入れる露天風呂がいくつかあったり、とにかくお客の好きなように過ごせる宿だというのが実感できる。

良いところ見つけちゃった。
のんびりしたくて、部屋からでたくなくて、でもリフレッシュしたい時はよい所だね。

そんな話をしながらレイトチェックアウトプランで12時までのんびりさせて頂いて、帰途についた。

アクアスイート 宿・ホテル