2016/05/05 - 2016/05/08
79位(同エリア1187件中)
旅行三昧さん
未投稿の旅行記を徐々に掲載。なるべく投稿時と季節感のギャップが出ない投稿にする。
2016年のゴールデンウィークを利用して訪問した、山口、島根、鳥取の3県を巡る旅。この旅行では初めて訪れる場所が殆どのため、とても新鮮な気持ちで。軽ワゴンでの車中泊も慣れ、雨天の影響以外は快適な旅に。
【1/4】2016.5.5 山口を巡る1 --アーチ橋と決闘の島--
【2/4】2016.5.6 山口を巡る2 --メジャーになった橋と千本鳥居、そして日本の礎--
【3/4】2016.5.7 山口/島根を巡る --自然の造形美と世界に認められた銀山--
【4/4】2016.5.8 島根/鳥取を巡る --駆け巡り駆け上がる島根/鳥取メジャースポット--(本投稿)
・10年経って再訪した大社でのミス
・穏やかな心にしてくれる山里
・しじみのご当地バーガー
・現存天守がある山陰の城
・車が登らない橋
・山壁の社
・地球の縮図の砂の丘
この旅でも複数のリベンジスポットが生まれた。再訪が楽しみだ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
この旅最終日は、出雲大社からスタート。
何年ぶりだろう。10年近く経つか?出雲大社 寺・神社・教会
-
早朝7:00だと、参拝客もまばら。
出雲大社 寺・神社・教会
-
松の参道が朝日に映えて美しい。
出雲大社 寺・神社・教会
-
「ムスビの御神像」
大国主神(おおくにぬしのかみ)が、朝日に照らされた荒波に乗る魂を、今まさに頂こうとしているかの様。
日本最古の歴史書「古事記」の中で、
「大国主神(おおくにぬしのかみ)が、まだ修行中の頃、日本海の荒波に乗ってやってきた、幸魂(さきみたま)や奇魂(くしみたま)などの魂たちが大国主神の前へ現れ、大国主神は「神」として尊敬される知識や教養を身につけ、最後に「ムスビの大神」という神様になった。」
と記されているそうだ。
「ムスビの大神」とは、神様になった大国主神の別名で、縁結びの神は、男女の縁だけではなく、色々なモノとの縁を結びつけて幸福になれるようにする神様で、誰しもに好まれる神様と位置付けられている。
出雲大社が「縁結びの社」として有名となったのには、このような由来から。出雲大社 寺・神社・教会
-
銅鳥居を潜り、拝殿に向かう。
出雲大社 寺・神社・教会
-
拝殿。
出雲大社 寺・神社・教会
-
拝殿の注連縄。
くっそー!知らんかった!!日本一の大きい注連縄は、これではなかった!!!
確かに拝殿の注連縄も大きい(長さ6m、重さは1.5トン)が、日本一の注連縄は、外れにある、神楽殿の注連縄で、長さ13.5メートル、重さ4.4トン。
倍以上あるじゃん!出雲大社 寺・神社・教会
-
どおりで、賽銭が刺さってないし、然程前回ほどの感動を覚えなかったんだな。10年くらい前に来たときは観た筈。
くっそー!絶対リベンジしてやる!くっそー!出雲大社 寺・神社・教会
-
八足門。
4本の親柱の前後に4本の控え柱を設けた一重の門。
東大寺の転害門(てがいもん)や法隆寺の東大門はその代表例として有名。出雲大社 寺・神社・教会
-
八足門に向かって右側には、お供えの酒樽の列。
出雲大社 寺・神社・教会
-
鈴なりのあみだくじ。
出雲大社 寺・神社・教会
-
絵馬も含め、圧巻。
出雲大社 寺・神社・教会
-
朝靄の中、御本殿を望む。
間近に観られないことが大変残念。出雲大社 寺・神社・教会
-
御本殿の高さは約24m。木造の社殿としては日本最大級。
ただ、中世(平安~鎌倉)には48m、さらに古代(古墳時代~飛鳥)には96mだったそうで、当時の日本では最も高い建物だったそう。出雲大社 寺・神社・教会
-
何とか御本殿の全貌を捉えようと試みるも、外周壁や樹々に妨げられ、聖域を手中に収めることはできなかった。
出雲大社 寺・神社・教会
-
御本殿はこの外周壁で確りと守られていて近づけない。
出雲大社 寺・神社・教会
-
御本殿を間近に観てみたいものだ。
出雲大社 寺・神社・教会
-
古代日本の最大建造物を思い浮かべ、
出雲大社 寺・神社・教会
-
松の根を守るために松の参道の右側を歩き、
出雲大社 寺・神社・教会
-
出雲の街を眼下に観ながら、出雲大社を後にした。
出雲大社 寺・神社・教会
-
出雲大社からは、宍道湖に向かうことにした。
少し寄り道し、雲南市大東町山王寺にある、幾重にも中国山地の美しい山並が重なり合う所にある棚田を観に行った。 -
素朴な日本の原風景に出会い、とても穏やかな心を取り戻すことができた。
-
穏やかな心を取り戻した旅行三昧は、宍道湖に辿り着いた。
宍道湖しじみ館 美術館・博物館
-
宍道湖で有名なのは、しじみ。
宍道湖のほとりにあるしじみ館に、ご当地の昼食を求めた。宍道湖しじみ館 美術館・博物館
-
これ。しじみバーガー。
しじみがふんだんに入った、ご当地ハンバーガー。
マヨネーズの味としじみの味がコラボした仕上がりで、大変美味しく頂いた。 -
しじみ館でしじみバーガーをテイクアウトし、宍道湖の畔で少しのんびりとしじみバーガーを頬張り、満足して次の目的地へ向かった。
宍道湖しじみ館 美術館・博物館
-
次に訪れたのは、平成27年にやっと国宝指定を迎えた、現存天守のある松江城。
松江城 名所・史跡
-
堀尾吉晴の像。
24万石の松江藩が成立したのは、関ヶ原の戦いでの堀尾忠氏の戦功によるものだが、豊臣政権三中老の1人だったその父の堀尾吉晴の方が有名。
松江城は、堀尾吉晴と孫の忠晴によって築城され、堀尾吉晴は落成直前に急死してしまったそうだ。
また、堀尾忠氏は、松江藩を成立させたが、松江城の築城には関わっていなかったようだ。松江城 名所・史跡
-
山陰地方の現存天守のある城としては唯一。
標高29メートルの亀田山に建てられた。松江城 名所・史跡
-
天守の中央にある深さ24mの自然石積の円形井戸が、飲料水を松江城に提供した。
松江城 名所・史跡
-
松江城天守内の階段は、正に日本の城の特徴のまま、大変急。
松江城 名所・史跡
-
天守の1階から4階を貫く柱103本(昭和に行われた修繕の前は130本あった)には、柱を強化するために、包板が釘、鎹、帯鉄で取り付けられている。
この包板が、とても良い味を出している。まさに手作り感満載の味。松江城 名所・史跡
-
石落とし。どの城にも設置されている設備。
四隅と、東、西、北の壁に設置されている。
急に熱湯や石が頭上から降ってくると思うとゾッとする。松江城 名所・史跡
-
天守の最上階(4階)からは、宍道湖を望むことができる。
松江城 名所・史跡
-
江島大橋という橋に行ってみた。
看板にも書いてある通り、アクセルをベタ踏みしないと登れないくらい急な坂の橋。何故こんな造りにしたんだろう。どうしようもなかったのだろうか。
でも、そのおかげでTVにも取り上げられ、無料臨時駐車場を作らないと近所迷惑になるくら有名になった。
ただ、無料臨時駐車場に車を停めている人は少数で、そのすぐ横にあるセブンイレブンに停めている人が殆どだった。江島大橋 名所・史跡
-
確かにベタ踏みしないと登れないくらい急。
実際に通ってみたが、見て分かる通り、登るときはアクセルをベタ踏みしても前の車に追い付かず、下るときはブレーキを踏みながらでないと前の車にぶつかってしまう。江島大橋 名所・史跡
-
一眼レフの200mmの望遠が届かないところに社がある三徳山に立ち寄った。
光学10倍のコンデジでやっとこのレベル。三徳山 紅葉
-
崖を登っていかないと行けない場所にある社「投入堂」。
行ってみたかったが、ひとりでは登らせてもらえず。時間が早ければ誰かに相乗りしていくことも出来たのだが、既に時間もギリギリであり、相方に恵まれず断念。三徳山 紅葉
-
それにしても、凄い場所に造ったものだ。
三徳山 紅葉
-
大変険しいとのことだが、行ってみたかった。
三徳山 紅葉
-
そして、到着!初、鳥取砂丘!
鳥取砂丘 自然・景勝地
-
海がなければ、ナミビアのデッドフレイさながらの光景(デッドフレイに行ったことがないのでそう勝手に感じている旅行三昧)。
鳥取砂丘 自然・景勝地
-
初めて訪れた鳥取砂丘に、圧倒された。広い!
鳥取砂丘 自然・景勝地
-
海側から吹き付ける風で美しい砂模様ができる。
鳥取砂丘 自然・景勝地
-
吹き付ける風で作られる砂の波。
鳥取砂丘 自然・景勝地
-
砂の波模様にくっきりと残る足跡。
鳥取砂丘 自然・景勝地
-
水平線近くに飛ぶ、ドローン。
許可を得て飛ばしているか、一瞬気になったが、この光景はドローンを飛ばして撮りたいと、確かに思った。鳥取砂丘 自然・景勝地
-
「馬の背」と呼ばれる場所にできる砂模様。大変美しい。シャッターを押しまくってしまった。
鳥取砂丘 自然・景勝地
-
海側から自分たちが下りて行った砂の坂を、声をあげて笑いながら必死に登ってくるカップルが気になった。
中国人かな?と思い、中国語で「中国人?」と聞くと、息を切らしながら笑顔で「ハァ、ハァ、台湾人だよ」と。
この後、この砂の坂を駆け下り、一緒に駆け上がってみた。
駆け下りる時は、足を取られて転げ落ち、駆け上がる時は、足を取られてなかなか登れず。
登り切った砂の丘の上で、台湾人の彼と二人で大の字になって息を整えながら寝転がり、彼女が登ってくるのを待っている時の心地良さ。
凄く気持ちよかったーー。鳥取砂丘 自然・景勝地
-
それにしても、鳥取砂丘は思っていたよりも大きかった。
物理的にも、旅行三昧の心に対するインパクトも。鳥取砂丘 自然・景勝地
-
海に向かって愛を表現するカップルもいれば、
鳥取砂丘 自然・景勝地
-
困難に立ち向かっているかのように、協力し合って砂の坂を上るカップルもいる。
鳥取砂丘 自然・景勝地
-
まるで、地球の営みの縮図を観ることができた気がした。
鳥取砂丘 自然・景勝地
-
だだっ広いだけではない砂の広場で様々な感慨を抱きつつ、帰途につくことにした。
鳥取砂丘 自然・景勝地
-
ところで、砂丘には登山靴をお勧めする。
鳥取砂丘 自然・景勝地
-
砂が全く入ってこない。
鳥取砂丘 自然・景勝地
-
こんな足洗い場は素通りできる。
既に時間が遅く誰もいないが、多くの人々がここで砂丘の砂を落としていた。
これで、今回の旅はコンプリート。
リベンジポイントは多数できたが、また様々な経験ができた旅だった。
次は何処に行こうかな。。鳥取砂丘 自然・景勝地
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅行三昧さんの関連旅行記
鳥取市(鳥取) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
57